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2009年8月11日,12日
飯田線の旅   ページ:  1ページ目 / 2ページ目/ 3ページ目
(低速回線向けページ)
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←駅前の道路に続く橋から


橋を渡ると佐久間周波数変換所がある。→
上の写真に写っている橋まで歩いてみた。
↑今度は逆にさっき渡った橋を写す

↑橋の上はこんな感じ。

で、駅に戻ったところで時刻は14時20分。まだまだ時間はたっぷり。時間を持て余してしまった。再びレールパーク内に戻り、鉄道関連の本が沢山置いてある部屋で一休み。15時を過ぎるとレールパーク内もかなり人が少ない。


↑さよなら、佐久間レールパーク
15時34分(実際は少し遅れてたかな?)、平岡行きに乗車。所定は天竜峡行きだが、7月の終わりに土砂崩れがあり、平岡〜天竜峡はバス代行になっていた。復旧は8月12日、つまり、次の日。行き中央線、帰り飯田線だったらちゃんと飯田線に全区間乗れたのだが、12日は早く帰りたいし、(不謹慎ではあるが)通常はバス代行なんて経験できないしこれで良し。

中部天竜から平岡までのサウンドをどうぞ。中部天竜出発の10分くらい前より録音を開始しています。水窪の長時間停車は短縮してあります。

サウンド再生 ここをクリック 119系 中部天竜〜平岡  57分5秒 13.3MB  右クリック保存
車内はまたも自分といかにも同類そうな人ばかりで、4人席が独占できるほど空いていた。次の佐久間駅手前で、佐久間発電所が見えた。ここから少し離れた所に巨大な佐久間ダムがあるらしい。次に来た時、時間に余裕があれば見に行こうかな。

電車は更に更に、どんどん山の中に入っていく。これだけ山の中でもきっちり全線電化されている飯田線ってすごいな。

↑佐久間発電所

水窪(みさくぼ)駅停車中の車内から


↑窓枠にてんとう虫が
長いトンネルも多くなってきた。トンネルを抜けるたびに窓が曇って景色が見にくくなるのが少々残念ではあったが、城西(しろにし)向市場(むかいちば)間の渡らずの鉄橋も堪能できた。

秘境駅で有名な小和田駅に停車。最近秘境駅が流行っているので誰か降りるだろうと思っていたが誰も降りなかったし、乗ってくる人もいなかった。この辺りから天竜峡まで、車窓左側に天竜川の美しい景色が楽しめるはずだったが、今回は平岡まで。

中部天竜からちょうど1時間、16時34分に平岡駅に到着。平岡駅の駅はとても立派なもので、温泉など、まったりできそうな施設が併設されていたがバスが出るまで時間が無かったのでパス。

サウンド再生 ここをクリック 代行バス 平岡〜天竜峡 1時間0分51秒 14.2MB  右クリック保存

16時53分にバスは18名の乗客を乗せ平岡駅を発車。バスの停車駅は温田(ぬくた)唐笠(からかさ)で、為栗(してぐり)、田本、門島(かどしま)金野(きんの)、千代は通過となる。所要時間は1時間半程度らしい。

バスは中型だが、かなり狭い道を走ることもありなかなかスリリング。冷房が弱く、暑かった。平岡駅を出てしばらくすると平岡ダムが見えた。カーブの連続する山道をバスは行く。乗り物酔いしやすい人にとってはキツいだろうな。時々川の向こうには、飯田線の不通区間が見える。

天竜川に架かる立派な斜張橋を渡ると温田駅に到着。温田を出ると再び同じ斜張橋を渡り、元の道をしばらく走り先に進む。温田から唐笠は比較的道が良かったかな?残念ながらウトウトしてしまいこの区間の記憶がほとんどない。一応唐笠まで意識はあったが、唐笠を出た後に意識が無くなり、気づいたら「天竜峡」と書かれた信号が。時刻はまだ17時45分を過ぎたところ。到着まであと30分ほどあるはずじゃ、と思ったがこの後すぐ着いた。
↑温田駅

結局所要時間は1時間ほどで、天竜峡18時39分発に接続するはずが1本前の17時55分の電車に接続できた。自分は17時55分に乗らずに天竜峡を散策。
まだ明るかったが観光客の姿は無く、お店もシャッターが閉まっていた。秋に来るともっときれいなんだろうな。


↑天竜峡その1

↑不通区間の北側に取り残された373系

↑天竜峡その2  画面中ほどに見えるのは天竜ライン下りの舟
  

↑天竜峡に停車中の119系。右の車両に乗車
18時39分、天竜峡を出発。車内は超ガラガラ。
サウンド再生 ここをクリック 119系 天竜峡〜飯田 29分0秒 6.8MB  右クリック保存

飯田を出たあたりで暗くなり、車窓が楽しみにくくなった。飯田あたりで宿を取っておけばよかったと少し後悔。飯田駅停車中、反対側のホームには115系が到着。なんか115系、貫禄があるな。115系は今まで何千回と乗ったが、こんなこと思ったのは初めてだ。今まで119系ばかり見てきたからだろうか。

市田から車内は自分1人になった。ワンマンなので車掌さんもいない。次に人が乗ってきたのは小町屋。
サウンド再生 ここをクリック 119系 伊那大島〜小町屋 39分49秒 9.3MB  右クリック保存

前の車両には結構人が乗ってたけど、クモハ119-5305が50分ほど自分専用車両になった。車窓はあまり楽しめなかったが、119系の乗り心地は充分に楽しむことができた。田切のオメガカーブも、赤木〜沢渡(さわんど)のJRで最もきつい勾配も全身で感じることができた。


↑車内はがら〜ん

↑伊那市駅前

↑伊那市駅
20時46分、伊那市に到着。今日はここで終わり。

1泊3500円の宿に泊まる。部屋にトイレやお風呂は無い。お風呂へ行くと、床が乾燥していて、誰も入った形跡がない。そういえば、他のお客さんをまだ一度も見てないな。早い会社だと今日から盆休みだというのに。地震と土砂崩れの影響だろうか。

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