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2018年11月17日-18日
JR四国の新型車両に乗る旅
10月に神戸へ引っ越し、通勤が電車から徒歩になってしまいました。
たまには電車に乗りたい、ということでお出かけ。
今回が神戸で始まり、神戸で終わる初めての旅になります。
101B神戸6:04
最初、舞子までJRで行くか、山陽電車で行くか迷いました。
値段を調べると、
神戸-舞子 ¥300
高速神戸-舞子公園 ¥510
これにはビックリした。値段の差は数十円かと思ったが、山陽電車の方が210円も高い。しかも遅い。
よほど山陽電車に乗りたい、と思う時でないと使わないわな…
神姫バス ハーバーライナー神戸徳島線101高速舞子7:00
JR四国って前回四国を旅した時にあまりいい印象が無かったから、最初乗り気じゃなかった。
もうJR四国の路線は全線乗ってるし。行かなくてもいいんじゃないか?
四国一周した時は誕生月で、特急のグリーン車も乗り放題だったがいきなりの大雨で高松から松山まで行くのに、多喜浜で強制下車。
普通列車にはトイレが無いし、駅のトイレを利用しようと思ったら改札の外しかないし、しかも汚いし。
前回は青春18きっぷを利用し普通列車で高松から松山へ。普通列車だけど松山まで直通。でも最初編成が長かったので、これはどこかで切り離しになるな、と思った。7000系で先頭車は片運転台クハ、その次が両運転台のクモハ。さらにその後ろにも車両があったかな。
2両目のクモハなら松山までずっと行けるだろう、と思っていたが、切り離し直前になってワンマン運転になるから先頭へ移動しろとのアナウンス。どうやってモーター無しのクハだけで松山に行くんだよ。
と思ったらクモハは閉め切り乗客無しで、先頭車だけに乗客詰め込んで出発。立ち客いっぱいいました。乗客が人間扱いされてませんね。他では2両ワンマン運転できてるのに四国でできない理由は何なの?
まあでも今回は特急主体で、青春18きっぷの時期でもないので、人間扱いしてくれるかな。
今回はその前回指をくわえて見ているだけだった8600系、そして見たことも無い2600系、新型かどうか微妙だけど7200系の3種類の新型車両に乗ることが目的です。
いずれもまだ乗ったことがありません(7200系になる前の121系には乗ったことがあります)。7200系も運用が分からなかったけど、だいぶ数が増えてきたので乗りやすくなったと思うので。
同じく振り子から空気バネ式の車体傾斜になったE353系との乗り比べもしてみたい。
大鳴門橋を渡り、四国へ。これはちっちゃい小鳴門橋。
徳島駅。駅ビルは立派なんだけど、いざホームに立ってみるとローカル線っぽさが。
うずしお8号徳島9:23
(車内の写真は高松駅到着時に撮影)
やっぱり新車はいいね。コンセントが全席付いているので電池の減りを気にせずスマホ使えるし。
でも乗り心地が悪かったら嫌だな。
徳島駅を出発、吉野川を渡る。そういえば前回も徳島から志度までうずしおに乗ったな。
ということは松山まで普通列車で行ったのは前々回か、いや?伊予西条にも1回行ってるから前々々回か?
いずれにせよ、こういった形でまとめてないからパッと出ない。消さずに貯めている写真のデータをあされば分かるんだが。
こういった形でまとめるのは見せるためだけではなく、自分のためでもある。
前回、志度まで乗った時は岡山行きで、最速の列車だった。その時はかなりスピード出てましたが、なんか今回はあまりスピード出してないな。
屋島から高松まではけっこうスピード出てたかな。2600系は土讃線はカーブが多すぎて圧縮空気の供給が間に合わない、ていう理由で増備が4両で打ち切りになってしまった。
スピードが出ている状態でカーブに入るとちょっと乗り心地が悪いかもしれませんが、まあ我慢できるレベルです。この列車はあまりスピードが出ないので我慢できたのかもしれませんが、もし最速列車で運用された時はどうなるのかが気になる所。
高松駅に着きました。7200系の姿も。7200系は明日乗る予定です。ちょっと時間があるのでここで昼食。
高松シンボルタワーに上りました。
高松駅に戻り、今度は8600系に乗るぞ。
いしづち11号高松12:50
高松駅にあるのが、6号車と8号車だけ、という謎。1-5号車は岡山から来て宇多津で増結、7号車は多客期にはあるらしい。
(松山駅到着時に撮影)
内装はさっき乗った2600系とほぼ同じだな。さて、乗り心地は?
乗り心地も2600系と変わらないかな。8600系の乗り心地、ネット上ではあまり評価がよろしくない。
確かに、良いとは言い難い。我慢できずに途中で降りたくなるレベルか、と言われると全然そうではない。
カーブの時にかかる遠心力は新幹線のN700系と数値上は同じにおさえてあるらしいが、N700系ほど横に引っ張られる感じはしなかった。
こちらは他の揺れも多いので横に引っ張られる力を感じにくくなっているだけかもしれないが。
でも愛媛県に入ると乗り心地が良くないのがちょっと気になってくるね。愛媛県の方がスピードが出てカーブが多いのか、乗車による疲労が蓄積されてるのか。
ちなみにE353系と比べるとそれはもう、E353系の方が圧倒的に乗り心地が良いです。でも車両製造に使えるお金が全然違うので、それと比べるのはちょっと酷かな。
やくもの車両が買い替え時のJR西日本はどうするのかな?実際に伯備線に8600系を持って行って試験したけど、既存のものを入れるのならやっぱり8600系よりE353系の方が良い。W353系なんて出てきたら面白いな。
まあ、8600系の方が安くできそうなのでそれは絶対無いな。
松山に到着しました。
伊予鉄道市内線JR松山駅前15:32
伊予鉄道横河原線611松山市15:51
次に伊予鉄道横河原線に乗車。横河原線は今回初乗車。
横河原に到着。
一本後の電車が来ました。こちらはモーター、制御器が新しい車両。
横河原からはバスに乗り、今治を経由せずに伊予西条に戻ります。
伊予西条へのバスは駅の目の前からではなく、ちょっと離れたところから出ます。
ここも景色良さそうでしたが残念ながら日が暮れてほとんど何も見えませんでした。
今夜は伊予西条で1泊。伊予西条で1泊は今回2度目です。松山地区より宿の値段が圧倒的に安かったので。
宿を探すときに安い所が2つあり、1つは前回泊まったところ。もう1つは違う所で、どうせなら前回と違う所がいいな、と思ったが「ゴキブリが出た」との書き込みがあり、結局前回と同じところに決めました。
これで2800円は安いでしょ。しかし安いにはそれなりの理由があるわけで。今回、「ゴキブリが出た」宿を避けましたが、残念ながら今回ホテルで初ゴキブリとの遭遇となりました。
朝、風呂入った後にタオルで体を拭こうと思ったら、タオルの裏に居ました。危うくゴキブリで体を拭くところでした。
アメリカで一番売れていると思われる粘着式ゴキブリ捕獲器、いわゆるアース製薬の「ごきぶりホイホイ」的な商品は Roach Motel(ローチ・モーテル)と言う商品名です。
Roachはゴキブリ、Motelは日本で言うモーテルとは違い、普通のホテル(どちらかと言うとちょっと安めのホテルかな?)を指します。
つまり、Roach Motel=ゴキブリホテルってこと。
この商品名が転じて、Roach Motelと言うとゴキブリが出そうな、あるいは実際に出るほど汚いホテルの事を指すこともあります。
海外も対応している旅行サイトでRoach Motelを検索すると日本では考えられない壮絶なレビューがご覧いただけます。
他のメーカーから出ている類似品にRoach Prison(ローチ・プリズン、ゴキブリ刑務所)というのもありますよ。名前的になんかそっちの方がすごそう…
日付は11月18日ですが、そんな時期でも出るときは出るんですね。しかしそれ以外は良い宿です。古いけど広いし、掃除が行き届いています。エアコンも新しいし。
気を取り直して出発しましょう。今日は7200系に乗るぞ。運用知らないけど、まあ数が増えたからどっかで乗れるだろう。
ホームには2000系気動車が2両。伊予西条始発の特急モーニングエクスプレス高松行き。自分はこの1本後の普通で高松方面へ行く予定。
それが7200系だったらそのまま高松へ。
あっ、すでに後ろで7200系がスタンバイしてますね。という訳で高松までこれで行こう。
118M伊予西条6:47
きれいな車内です。新車みたいですが、所々に国鉄型の名残りが。
でも走り出すとコレ、新車そのものですよ。元があのうるさい121系だとは思えない。
台車もモーターも新しい。台車からゴリゴリ音がしないし、モーターもVVVF制御だ。ブレーキを解除する時の音も新しい。
ドアの開閉時には思いっきり聞きなれた音がしますが、ドアチャイムも追加されてます。
国鉄型のVVVF化と言えば、えちぜん鉄道の7000形が思い浮かびます。元の足回りは121系と非常によく似ていますね。でもあちらの改造はここまで徹底的にされておらず、台車からゴリゴリ音がしますし、乗り心地もそのままです。
朝早いので車内も空いていて快適。高松まで2時間半以上ありましたが、思ったより快適でした。
さて、高松ではしばらくの間、フツーに観光します。まずはコトデンで栗林公園(りつりんこうえん)へ。
217高松築港9:45
栗林公園に着きました。入ってすぐ、なんかイベントをやっていたようで、大音量でこの公園に似つかわしくない音楽が流れていました。
何のイベントか知らないが、地元のイベントらしい。もっとやる場所を考えればよいのに。
でも公園はきれいです。
紅葉の時期はもうちょっと先かな。
栗林公園駅に戻ります。
なんか隣の駅が両方とも京都っぽい。
28栗林公園11:35
続いて高松城跡を観光。
堀にいる鯛にエサをあげることができます。
天守がありません。
こちらの建物には入ることができます。
屋島が見えます。
天守跡から見た高松築港駅。
これで観光は終わり。家へ帰ります。
連絡バスJR高松駅前13:00
連絡バスでフェリー乗り場へ。ここからフェリーで神戸へ戻ります。
フェリーの名前は何だったっけ?
ああ、「うどんフェリー」で検索したら一番上に出てきたからそういう名前なんだな。
3高松14:00
フェリーの上に載ってたもの。これ何?
屋島。今度暖かくなったら屋島に行きたい。
対向のフェリー。そうだ、うどんフェリーじゃない、ジャンボフェリーだ。
しかしこのフェリーのホームページを見ていただければ、ジャンボフェリーのうどんに対する愛が分かるはずだ。
シートに座って1時間ほどして気づいたが、シートの柄までうどん柄なのだ。
日が暮れてきた。旅のフィナーレを飾るのはアレ。
1時間以上の間、前に見えていたタンカーを追い抜きます。
行きに渡った明石海峡大橋、帰りは下から!!
やっぱり神戸は夜景がきれいだな。今は引っ越してきて間もないが、そのうち見飽きるんだろうか。
連絡バスフェリー乗り場18:50
809T三ノ宮19:06
この約1週間後に、2700系が発表され、2600系はもう最新型でなくなってしまいました…
まあ、また乗りに行きましょ。
おわり
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