このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

さよなら0系
0系とは??
東京オリンピック開幕9日前の1964年10月1日、新幹線開業にあわせて作られた初代の新幹線です。
東京と大阪を当初は4時間で結び翌65年11月には3時間10分に短縮しました。
新幹線開業前は東京と大阪の最高運行時間は「特急こだま号」の6時間30分でした。
このような速さから人々から「夢の超特急」として人々に愛され続けました。


1999年7月31日、同年8月8日、同年8月28日に0系のさよなら運転が臨時「ひかり」として運転されました。
この頃には主要車両は300系や100系となり0系は東京〜名古屋、東京〜新大阪を「こだま」として1日1往復の運転でした。
しかし、「夢の超特急」の有終の美を飾るのにふさわしいようにとJRのいきな計らいで臨時「ひかり」として特別列車が運転されました。
私は7月31日名古屋〜新大阪間を乗車しました。座席は1号車11番E席でした。この列車は全席指定席で運転されました。
よく切符とれたなーと思います。(ラッキー!!)
当日の運行の様子は以下の通りです。

ひかり313号 東京発新大阪行き 使用車両はもちろん0系
  
11:07東京駅16番ホーム入線
11:28東京駅発
13:21名古屋駅17番ホーム着
13:23名古屋駅発
14:06京都駅着(使用ホームはわかりません)
14:07京都駅発
14:23新大阪駅22番ホーム着

(赤字の部分が乗車区間です)



さよなら運転から約1ヶ月半後の1999年9月18日(土)0系引退式が行われました。
さよなら列車となったのは東京発名古屋行き「こだま473号」です。 引退式当日に東京駅では0系さよなら出発式名古屋駅では引退式が行われました。
私は名古屋駅での引退式に参加しました。(参加といっても見物しに行っただけですが)
まずさよなら列車到着の数分前より音楽隊の演奏が始まり列車到着後、運転士に花束贈呈そして列車にシャンパンかけが行われました。
車内点検が終了するまでのほんの数分で引退式は行われました。そして音楽隊の演奏にあわせてさよなら列車は車庫へと向かいました。
このときの音楽は「ホタルの光」だったと思います。たくさんの人に愛された0系の引退式には約1000人もの鉄道ファンが集まったそうです。

こだま473号 東京発名古屋行き 使用車両はもちろん0系

16:21東京駅18番ホーム入線
16:31東京駅発
16:48新横浜駅発
17:12小田原駅発
17:22熱海駅発
17:33三島駅発
17:47新富士駅発
18:01静岡駅着
18:04静岡駅発
18:23掛川駅発
18:37浜松駅発
18:54豊橋駅発
19:11三河安城駅発
19:24名古屋駅16番ホーム着

(時刻や使用ホームは若干違う可能性もあります)

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