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2005若夏 八重山親孝行旅行(その1)

最終更新日 2005.8.7

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■序章 
「たまには親も連れて行け!」という両親のリクエストに応えるべく、今回の親孝行旅行が実現した。

20代後半から一人旅にハマり、年に数回、北海道と沖縄を行ったり来たり。
そんな道楽息子をここまで育ててくれた両親への恩返しの気持ちもあった。

羽田空港(第一ターミナル)にて
(羽田空港にて)
母親は最近、水泳教室に通い始め、泳ぐ楽しさを知ったらしい。
「一度、海で泳いでみたい」という夢ができたようだ。
それならば、沖縄の日本一きれいな海で夢を叶えてもらいましょう。
そう、せっかくだから八重山の島まで足を延ばそう!

さっそく旅行会社のフリープランに申し込み、出発の日を待った。

■2005年5月12日(木)
いつもとは勝手が違い、今回は両親と3人旅だ。
両親にとっては知らない土地への慣れない長旅(4泊5日)となり、心身共に大変だと思うが、たくさん楽しんで無事に帰ってきて欲しいと願った。

5:00、あらかじめ予約しておいたタクシーに乗り、早朝のJR富士駅に向かう。

羽田空港までは、JRと京急の普通列車で移動。
小田原付近から通勤ラッシュとなり、車内はギュウギュウ詰め。
長時間、しかも満員の鈍行列車は両親には酷だったか?

9:20、なんとか羽田空港に到着。
搭乗手続きを済ませ弁当を買い、空港内で少し早い昼食を取った。

石垣空港にて・ミルクとアンガマがお出迎え
(島の神様がお出迎え)
11:45、羽田発那覇行きJAL1915便は、定刻の20分遅れで南の楽園へ向け飛び立った。

14:15、那覇空港に到着。定刻の30分遅れでの到着となり、乗り継ぎ便の時間が迫っていた。少々焦る。
ゆっくりしている間もなく急いで搭乗手続きを済ませ、石垣島行きJTA613便に飛び乗った。

16:40、自宅を出発してから約12時間。石垣空港にようやく到着。
空港では八重山の神様・ミルクとアンガマが歓迎してくれた。
八重山諸島は梅雨の真っ只中。第一日目は予想通り雨だった。

空港からの移動の足はレンタカーだ。(マツダファミリアセダン)
このレンタカーがなんと一日¥500! (注:フリープランのオプション)
レンタサイクル並の料金じゃないか・・・。ちゃんとDVDナビも付いていた。

6階のバルコニーからの眺め
(バルコニーからは港が一望)
空港の駐車場で手続きを済ませ、石垣離島桟橋前にある今夜のホテル「ホテルイーストチャイナシー」に向かう。

折りしも2日後の5月14日は「石垣島トライアスロン大会」だった。
国道390号線沿いにはトライアスロン歓迎の看板、のぼりが目立っていた。

17:00、ホテルチェックイン。6階のバルコニーからは港が一望。
本当に桟橋の目の前だ。
そういえば、前回八重山を訪れた時(’01)はこのホテル、まだ鉄骨が組まれただけの建設途中だったなぁ。

ひと息入れてから、夕飯を食べに外出した。雨はいつの間にか止んでいた。
これからの長旅に備えて元気を付けるべく、初日から豪華に焼肉とした。

17:30、石垣牛で有名な「焼肉金城(美崎店)」に入った。

両親と3人で石垣島の焼肉屋で焼肉をつついている光景。
なんだか現実味がないが、確かにここは沖縄だ。しかも石垣島。
この旅が実現できて良かった・・・。
美味しそうに焼肉をほおばる両親を見て、素直にそう思った。

お腹もいっぱいになったところで、石垣市内をブラブラ散歩。
もう夜7:00を過ぎているのにまだ太陽が出ている。さすがに南の島!

雨上がり、歩道に植えてある木には大きなカタツムリが何匹も貼りついていた。
新栄公園には赤や黄色、白いハイビスカスが可憐に咲いていた。
両親は内地とはかなり違う沖縄の風景を肌で感じ楽しんでいるようだった。

20:00、ホテルに戻ると両親は疲れたのか、すぐに寝てしまった。
さて、明日はレンタカーで石垣島一周ドライブだ。

(その2)へ続く
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