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2005若夏 八重山親孝行旅行(その2)

最終更新日 2005.8.19

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美味しい朝食と風景に大満足!
(港を眺めながら朝食)
5月13日(金)
5:00、起床。なんだか早く起きてしまった。
バルコニーに出て、ボ〜ッと港を眺める。静かだ。
今朝の石垣島はどんよりとした曇り空。今にも雨が降り出しそう。
でも、心の中はそんなことはお構いなし。
石垣島に来ているという喜びでいっぱいだった。

6:30、ホテル3階のレストランで朝食。最近主流のバイキング形式。
外の景色を見ながら朝食を楽しもうとテラスの席へ。
港ではボチボチと高速船の出港準備が始まっていた。

ここ数年、旅の初日はホテルへ泊まることが多くなった。
その理由は、旅行会社のフリープランを利用することが多くなったっため。
往復航空券+一日目のホテル1泊+帰着日延長料金という内容。
フリープランの料金は、飛行機代(特割運賃往復分程度)位なのでホテル代はタダのようなもの。
昼間の便も選択できるし、これはお得だと思う。

八重山諸島への玄関口”石垣離島桟橋”を目の前に、朝から美味しい食事なんて。夢のよう・・・。

両親も満足げ。マンゴー100%ジュースが特に美味しかったとのこと。
ホテルの朝食は旅の楽しみのひとつとなっている。

白保海岸
(白保海岸)
今日はレンタカーで石垣島を一日ドライブ。
石垣島最北端の平久保崎経由で、反時計回りに一周する予定。

8:00、ホテルをいざ出発!
レンタカーには最新のDVDナビが搭載されていて、道に迷うこともなさそうだ。
安全運転で、まずはサンゴで有名な白保地区へ。

8:30、白保海岸へ到着。さっそく海岸を散歩。
父親は早くもズボンの裾をたくし上げ海の中へ・・・。

内地の海岸とは全然違い、海水がとてもきれい。透き通っている。
浜にはサンゴの欠片や岩が落ちていたり、南国の変わった植物が。
母親は貝殻拾いに夢中。
父親は「水虫対策だ」と言って、海の水に足をバシャバシャ浸けている。なんじゃそりゃ?!

堤防沿いから自転車に乗ったおじさんがやって来た。
この方、ここ白保の出身で、今は東京在住だそうだ。
なんと30年振りに故郷を訪れているとのこと。
「子供の頃はもっときれいだったよ」と少し寂しげだった。
実家に帰って来てのんびりする予定だったらしいが、親戚親類回りでけっこう忙しいらしい。
家系を大切にしている沖縄らしい話だった。

海岸散歩を終え、白保集落をブラブラ。
サンゴの石垣、琉球瓦の家、フクギ並木、ヤギ・・・。
両親は見るもの全てに興味津々。

最後に「しらほサンゴ村」に寄って、白保のサンゴや白保の歴史、文化について少しお勉強。

サビチ洞の入口
(サビチ洞入口)
10:00、石垣島の撮影ポイントの一つ「玉取崎展望台」駐車場へ。
ここの展望台、駐車場から5分ほど遊歩道を歩いてたどり着く。

あいにく空は雲り空。前回(’01)訪れた時もそうだったなぁ。
晴れた日にまた来てみたい。

玉取崎展望台を後にして、北上を続ける。
石垣島でもっともくびれた船越(昔、漁師が船を担いで渡ったという)を過ぎ、伊原間(いばるま)に入ると、「サビチ洞」という看板が目に入った。

石垣島で鍾乳洞というのもおもしろいと思い、寄ってみることにした。
県道から少し入ったところにサビチ洞はあった。
土産物屋を兼ねた案内所で入場料(大人¥700)を払い、さっそく鍾乳洞の中へ。

入口の穴はかなり大きく、穴の周りは南国特有の木々で覆われ、不気味な感じがした。
夜、誰もいなかったら、とても怖くて近づけないだろう・・・。

鍾乳洞の中はヒンヤリしていて気持ちが良い。天然クーラーだ。
鍾乳石に名前がつけられていることはよくあることだが、ここはちょっと変わっていた。

変わっていた点は2つ。
ひとつ目はこの鍾乳洞、実は”お墓”であるということ。
先祖代々の骨壷が洞窟のあちこちに並べられていた。なんだか見学している自分達が不謹慎のように思えてしまった。

ふたつ目は、洞窟の先は”海”ということ。
暗い洞窟を抜けると、そこは明るい青い海。なんとも不思議な感じ。
崖にそって小道を歩くと、小さなプライベートビーチで行き止まり。
3人でビーチを独占し、しばし浜遊びに夢中。

偶然見つけたサビチ洞(ここに寄る観光客はかなり稀?)だったが、なかなかおもしろかった。

(その3)へ続く
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