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2005若夏 八重山親孝行旅行(その3)

最終更新日 2005.8.24

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石垣島最北端の平久保崎
(石垣島最北端の平久保崎)
さて、石垣島最北端の平久保崎まで続く県道をさらに北上。
お昼に寄る予定の明石(あかいし)を通過。
めっきり人家も少なくなった。自然が多くなり、風景はなんとなくハワイのオアフ島に似ている。

平久保崎周辺は牧場になっているようで、放牧された黒牛がのんびり草を食べていた。

11:30、急勾配のカーブ道を上りきると平久保崎に到着。
風が強く帽子が飛ばされそう。

岬には白い灯台と離れ小島。
思わず、北海道の礼文島最北端の風景を思い出す。似ている・・・。

そろそろお腹も空いてきたので、お楽しみの「赤石食堂」へ行こう!
来た道を再び南下。

石垣島で一番人気の”沖縄そば”の店といえば「赤石食堂」。
まだ寄ったことはなかった。
場所は石垣市街からかなり離れているが、それでもみんな食べに行くらしい。

赤石食堂の「ソーキそば(中)」(¥630)
(赤石食堂の「ソーキそば(中)」)
11:50、県道から少し東側に入ったところに赤石食堂はあった。
まだ12:00前だというのにけっこうのお客さんが入っていた。

さっそく”ソーキそば”を注文。
豚骨スープのようなこってりとしていて、あと味はさっぱりとしたスープ。
とっても柔らかいソーキ。美味い!評判通りの美味さだった。

隣のテーブルの若い女性グループは会話の内容から、どうやら某航空会社の客室乗務員らしい。
休憩時間の合間だろうか。車でわざわざここまでやってくるのも頷ける。

12:00を過ぎるとさらに続々とお客さん・・・が、すでに満席。
店の外は席待ちのお客さんで溢れていた。
(狙い目は、12:00前がよろしいようで)

地元の人も観光客も、客室乗務員もこぞってやってくる赤石食堂の”沖縄そば”に大満足して店を後にした。

おもしろい形をしたマングローブ
(吹通川のマングローブ)
県道から再び国道390号に戻り、反時計回りの島一周ドライブは続く。

空はだんだんと明るくなり、青空も見えはじめた。
左手には、尖った頂上が印象的な野底岳(ぬすくだけ)が見えた。
機会があったら登ってみたい。

13:00、吹通川(ふきどうがわ)のポケットパークに到着。
駐車場のあるところは吹通川の河口で、間近にマングローブ群を見ることができる。

さっそく橋から河口に下りて、マングローブを観察。
根っ子が枝分かれして川底に浸かっているマングローブ。
内地ではめったにお目にかかれないおもしろい植物だった。

ようやく太陽が顔を見せ始めた。同時に気温と湿度もグングン上昇。
河口の白砂に太陽の光が反射して、とても眩しい。
思わず、泳ぎたくなる衝動に駆られてしまった。

絵葉書の風景そのままの川平湾
(ナイスタイミングで晴れた川平湾)
13:30、石垣島の絶景ポイント「川平湾(かびらわん)」に到着。

まっ黒に日焼けした若いお姉ちゃんに促されて、ある有料駐車場に車を停めた。
ここでグラスボートの券をついでに買い、湾へと続くお土産屋の通りを過ぎると・・・目の前に絵葉書のままの絶景が!
駐車場のお姉ちゃんによると、さっきまで大雨が降っていたとのこと。
今は太陽の光が痛いほど晴れている。超ラッキー!

川平湾は潮の流れが早いので遊泳禁止。
ということで、グラスボートにぜひ乗ってみようと思っていた。
グラスボートとは、船の底が透明になっていて、海に潜らずしてサンゴや魚など海の中の世界を楽しめる乗り物。

20人くらいの客を乗せた小型のボートは、湾内の鑑賞ポイントに向かっていざ出発!

鑑賞ポイントに着くと「これが○○サンゴ」などと解説してくれた。
ポイントには特に目印などないのだが、船頭さん(?)は川平湾を知り尽くしていると思われ、広い湾内の鑑賞ポイントを慣れた様子で移動していった。

30分ほどでグラスボート鑑賞は終了。料金¥1000分、充分楽しめたなぁ。

730交差点ではテレビ中継の準備が・・・
(730交差点ではテレビ中継が)
日中の気温もピークとなり、暑くてたまらない。
もうガマンできない!綺麗なビーチで泳ごう!
川平湾からほど近い「底地(すくじ)ビーチ」へ向かう。

14:30、底地ビーチに到着。
弧を描いた白砂のビーチは、人もまばらでのんびりとした雰囲気。
さあ、初泳ぎだ〜!
まだ5月中旬ということも忘れて海に飛び出したが・・・。
ちょうど引き潮だったせいか、いくら沖の方へ行っても水位は膝下くらい。
とても”泳げる”深さではなかった。

それでも母親は念願の”海で泳ぐ”という夢が実現できて、バシャバシャとクロールで泳いでいる。(こんなに浅いところで、よく泳げるなぁ)
自分も仰向けに体を浮かせてプカプカと空を眺めながらクールダウン。
聞こえるのは波の音だけ。極楽、極楽。

20分ほど海に出て海水浴終了。
結局、父親は泳がなかった。というか、疲れてしまったらしい。

そろそろホテルに戻ろうか。

その前にもう一箇所だけ寄りたいところがあった。
テレビでも時々紹介されて有名になった「川平ファーム」。
石垣島に移住してパッションフルーツで成功したご夫婦の農園。

16:00、川平ファームに到着。
パッションフルーツジュースを堪能した。

17:00、ホテルイーストチャイナシー到着。お疲れさん。
今日もこのホテルに連泊。
レンタカーは、本来は石垣空港まで持っていく約束だったが、連絡したらホテルまで取りに来てくれるとのこと。助かった〜。

夕食はないので、外に食べに行くことにした。
港前には”さしみ屋”があって、地元のおじさん達が刺身をつまみに店の前でゆんたくしていた。

とても楽しそうにしていたので、ここで夕食とも思ったが、ご飯がないので諦めた。
ならばと、旅人にはちょっと有名な「あさひ食堂」に行くことに。

730交差点では、テレビ局のスタッフが明日行われる”石垣島トライアスロン”の中継準備をしていた。
市内のいたるところで、ロードの自転車やランナーの姿が目立っていた。
国際大会も兼ねているとあって、外国人選手の姿も。

730交差点から石垣郵便局方面へ向かう通称”さんばし通り”を歩く。
港から徒歩15分ほどで、あさひ食堂に着いた。
父親はドライブの疲れと空腹で、かなり”ご機嫌ななめ”だ。
困ったもんだ・・・。


3人とも”チャンプルー”を注文。
食べきれないほどの量で両親もビックリ!しかも¥550と格安。
父親の機嫌もようやく良くなってきた。やれやれ。

19:00、ホテルに戻ると3人ともグッタリ。
早々に眠りに就いた。

明日は竹富島だ。

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