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2005秋 沖縄渡嘉敷島親孝行旅行(その1)

最終更新日 2006.9.29

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■序章
2005年、秋。
初めて両親を連れて沖縄を旅してから半年が過ぎた。
食事時の話題も、沖縄の話がかなり増えた。
すっかり沖縄が気に入ってしまった両親は、また行きたい!と度々リクエスト。

ということで、沖縄親孝行旅行第2弾として、3泊4日で再び沖縄の旅に出発することになった。
今回は、那覇市内観光とケラマ諸島の渡嘉敷島へ渡り、季節外れの海水浴を楽しむことが主な目的。
どんな旅になることやら。


(両親「ゆいレール」初体験!)
2005年11月7日(月)
AM6:00、自宅を出発。
今回、東京までは地元から出発している高速バスを使ってみた。
途中、事故渋滞もあり東京駅には予定の1時間遅れで到着した。
こんなこともあるかもしれないと、時間には余裕をもっていたが、やはり定刻通りに着く電車の方が安心かなぁと思った。

JR浜松町駅でモノレールに乗り換え羽田空港へ。
空港内で昼食を済ませ、11:35発のJAL1915便で沖縄へと向かった。

14:20、沖縄那覇空港に定刻通り到着。
沖縄の天気は曇り。飛行機を降りると暖かい空気に包まれた。
沖縄にやってきたと実感する一瞬だ。

今日の宿は、那覇市内の国際通りに面した南西観光ホテル。
”ゆいレール”牧志駅のすぐ隣だ。
前回の旅では、那覇空港で飛行機の乗り継ぎをしただけなので、那覇市内を観光することはなかった。
今回両親には、じっくりと那覇市内を観光してもらうつもりだ。

那覇空港駅からゆいレールに乗り牧志駅へ。
両親にとっては、ゆいレール初体験。
両親は運良く車両の最前列に座ることができた。
運転手気分が味わえる特等席だ。

道路よりも高い視線で那覇市内を見渡せるゆいレールからの眺めは最高だ。
この眺め、両親にはどう映っただろうか?

壺屋「東窯」
(壺屋「東窯」)
15:30、牧志駅から徒歩1分の南西観光ホテルへチェックイン。
部屋に入ると、両親はさっそくベットで横になっていた。
自宅を出発してからすでに9時間以上経過していたから、きっと疲れたのだろう。

30分ほど休憩してから、国際通り界隈を散歩することにした。
服装はまた夏服に逆戻りだ。

国際通りからは、さらに「○○通り」と呼ばれるたくさんの通りが迷路のように交差していて、迷いながら散歩するのが実に楽しい。

国際通りの高良レコード店の角から、ちょっと観光コースから外れて、グランドオリオン通り→やちむん通り→平和通り→市場中央通りと、ゆっくり歩いた。

国際通りの西の端・久茂地交差点に着いた頃には、両親はすっかり歩き疲れてしまっていた。
さて、そろそろ夕食にしようか・・・。

「大城食堂」で、てびちを味わう
(「大城食堂」の”てびち”を味わう)
17:30、本州ならとっくに日没で真っ暗なのだが、那覇の街はまだまだ明るかった。
久茂地交差点を南に歩き、沖縄県警察本部近くにある「大城食堂」を目指す。

「大城食堂」は、てびち(豚足)の煮付けが美味いと評判の店。
ご夫婦で切り盛りしている小さな食堂だ。
普通の観光客は、まず来ない(知らない)隠れた名店だと思う。
実は私もつい最近「沖縄おばぁに会える店」という本で知ったのだが。

父親は腰に手をあてながら「まだ歩くのか!」と、いつものように機嫌が悪くなっていた。
お腹もペコペコになったところで、「手引、おかず、そば」と書かれた小さな看板が目に入った。お目当ての食堂だ。
ちなみに「手引」と書いて”てびち”と読むらしい。

私と父親はさっそく「足手引(ごはん付き)」(¥650)を、母親は「定食」(¥600)を頼んだ。

どんぶりに大きな”てびち”が2つも入った「足手引(ごはん付き)」が運ばれてきた。
食べきれるだろうか?と心配したが、口の中でとろけるくらい柔らかで、かといってしつこくない”てびち”は、ぺロッと平らげてしまった。

母親の「定食」も、すごいボリュームだった。
刺身にチャンプルー、ごはん、そしてどんぶりいっぱいの「沖縄そば」まで付いていた。

大満足の夕食だった。
「ホテルまで歩いて帰るのは、もういやだ!」との強い意見があり、贅沢にもタクシーを使ってホテルに戻った。

それでもタクシー代がたったの¥510だったのには驚いた。
バスより安いとは。

旅の初日から、ちょっと変わった那覇観光ができたかな?
明日は渡嘉敷島に渡る予定だ。

(その2)へ続く
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