このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

壁紙は入笠湿原に咲いていた花です。
長野県富士見町旅行記(2)

完成した立沢大橋(立沢)
立場川と立沢部落の上に橋が建設中になっていて、工事はストップしていました。
その後、毎年少しずつ工事していて、やっと2006年12月に開通の運びとなりました。
この橋は、県からの助成金を得て建設するこのになっていたのですが、
脱ダム宣言の田中康夫知事の就任で、県からの助成金が打ち切りとなり、工事は中断されました。
その後も、工事は少しずつ行われていたのですから、
多分富士見町が自分の予算で工事続行したものと思われます。
全長600m。小渕沢方向に走ると、富士山がきれいです。八ヶ岳の景色もなかなかのもの。
橋の途中には、ベンチが設置されていて、散歩コースになります。
富士見 高原・白い俵がごろごろ(立沢)
車で、ぶらぶらしていたら、突然白い俵状のものが
ごろごろ転がっていてびっくり!
周囲の草がきれいに刈ってあったので、
すぐ牛の餌用の草だと分かりました。
写真で見るとたいしたことないのですが、
直径は、70cmくらいに見えました。
カメラがなくて残念だったのですが、
その後、トラクターのような感じの車で、
刈り込みしているのにも出会いました。
詰め込みも一緒にできてしまうようでした。
私には、初めての風景でした。

この白い俵 昨年北海道に行ったとき見ました
黒 白のビニール俵冬の間の牛の食料で 1俵1ケ月分とか
牛1頭あの丸い俵1ケ月で食べるのかなー ガイドさんが確か言っていたような気がします
                                   き こ

ドルメン類似遺跡(立沢)
『ドルメン類似遺跡』の案内板これが『ドルメン類似遺跡』?

富士見町坪平にある縄文時代の遺跡ということですが、草に覆われていたためか、よく分かりませんでした。
ドルメンというのは、ヨーロッパ考古学で使われている用語で、『支石墓』のことのようです。
ここ、富士見町で発掘された遺跡が似ていることから、『ドルメン類似遺跡』と呼ばれているそうです。

でも、説明板を読んでも、何がどうなっているのか、今一つ分かりません。

季節外れのクリスマス・ツリー?(立沢)
で通りかかって見つけたものです。
クリスマス・ツリーかと思ったのですが、
よく見ると、飾っているのは、
お正月飾りと両目が入ったダルマです。

そばにいた人に聞いてみると、
お正月飾りと両目が入ったダルマを燃すためのもの。
かつては、子供達がやっていたのですが、
子供達がやらなくなったので、
大人がダイダイ的にやるようになったとのこと。

1月14日、夜火をつけて、縁起物のお餅などを
焼いて食べるんだそうです。


寒天干し(若宮)
富士見町の若宮で、極寒の季節に寒天干しの風景が見られます。
富士見町の人がやっているのではなくて、諏訪の人がやっていると聞きました。
かつては、富士見町の瀬沢にも寒天業のお店があったとのことですが、今は店仕舞いしておられます。
富士見町には寒天のお店がないのですが、茅野まで行けば生寒天も食べられるし、
天草も買えるし、何より形の不揃いの寒天が格安で買えます。
寒天作りは、 凍りもちを作る のに似ています。

寒天干しの風景(向こうは八ヶ岳)

『千と千尋の神隠し』の舞台(富士見)

大ヒットした『千と千尋の神隠し』で、お父さんが最初に道を間違えた『とちの木』の交差点は実在します。
実際の場所と映画のあのシーンを比較してみようと、カメラを持って出かけました。

映画では、国道21号線、進行方向『中岡』、右折すると『とちの木』になっています。
実際は、国道20号線、進行方向諏訪/茅野、左折すると『とちの木』、右折するとJR富士見駅』になります。
向こうに見える信号が、『とちの木』の交差点です。
千尋ちゃんの家族は、都会から越してきたという感じですから、進行方向はやはり諏訪なんでしょう。

ここが『とちの木』の交差点。
猛スピードの車が行き交う危険な道路ですが、運良く車がいないときにパチリ。
富士見駅は、ちょっと分かりにくいのですが、回り込んで右に上がって行きます。
この交差点をどんどん上がって行ったところにある和食の店『磯五郎』に
宮崎駿監督の色紙がありました。
やはり、ここが『千と千尋の神隠し』の舞台なんだと確信しています。


右の写真で向こうに見えるのが、
実在の『とちの木』部落。

映画に出てくる新築住宅がぎっしり並んだ
『グリーン・ヒル とちの木』なんてありません。

右上に見える山は、入傘山だと思います。

他にスタジオ・ジブリ作品の『もののけ姫』も
富士見が舞台では?
『乙事』『烏帽子』という地名がある上に、
『でいたらぼっち』伝説もあります。
もっとも『でいたらぼっち』伝説は、
神奈川にもありますが。
入笠湿原(富士見町)の鈴蘭(富士見)

富士見町の入笠湿原には、鈴蘭の群生地があります。
JR中央線に『すずらんの里』という駅があり、近隣に鈴蘭の群生地があるのだろうと探して、やっと見つけました。
富士見パノラマスキー場の頂上のリフト駅から歩いても5分ほどですが、車でも登ることができます。
湿原から小高い斜面一面が鈴蘭の群生地で、6月中旬が鈴蘭の見頃で、とても賑わっていました。
鈴蘭の花は、草丈が短く花が下を向いているので、花の中の画像を撮るのは難しいのですが
なんとか撮れたので皆さまに見て頂きたいと思います。

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