| 日本一だと言われる和倉温泉加賀屋に泊まりに行きました。
なぜ加賀屋さんかと言うと、JTBの旅行券が手元にあったし、
どういう点が評価されて、長く日本一をキープしているのか、関心があったからです。
宿泊中、仲居さんに聞いたのですが、加賀屋さんは満室になると宿泊客1000人、
そして従業員は700人、仲居さんは170人とのこと。
女将さんは、大女将、中女将、若女将の3人、支配人はたくさんいるそうです。
1000人もの食事をどうやってさばくのだろうかとチラッと思いました。
JTBを通した予約表には、1時にチェックインできると書いてあったのですが、
能登島を観光しているうち時間が経って、フロントについたのは1時半になっていました。
部屋の準備ができていないということで、2時近くまでロビーで待たされました。
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| 能登島から見た加賀屋さん。
右端の建物は加賀屋さんではありません。
| | 女将さんが3人いらしゃるそうで、
この方は、大女将の娘さんの中女将。 |
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| 飛天と呼ばれるラウンジからの景色
ここで2時前まで待ちました。
| | 飛天から見た玄関方向の様子
とても煌びやかです。 |
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| 絨毯は、和風の模様で実に美しい!
もっとあちこちで写真に撮ればよかった! | | ここでお琴の演奏があったのですが、
結構忙しくて、チラッと見ただけ。
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| 私たちは、6ランク中下から2番目のお部屋『能登客殿』を予約したのですが、
女将さんのご配慮で上から2番目のランクの『雪月花』に通されました。
海側の良い部屋で、6畳の絨毯の間(炬燵が置いてあります。)と12.5畳の間、あと6畳の間の三部屋です。
テレビが2台あって、びっくり!玄関脇の6畳は、使いませんでした。
『能登客殿』の宿泊費は1人30300円。『雪月花』は42300円。(税・サービス料・入湯税込み)
客室には町側と海側があって、海側を指定すると、
『能登客殿』は1室につき5000円、『雪月花』は10000円の追加料金が必要です。
私たちは、追加料理代も含めてJTBに65600円、既に支払ってあります。
お部屋は『雪月花』でも、お料理は『能登客殿』なんだろうと、チラッと考えました。
ロビーから部屋まで、仲居さんが案内して下さって、色々説明がありました。
私たちの部屋の係りの仲居さんは、この人ではなくて、後で入れ替わった徳子さん。
徳子さんは、ロビーで私たちを待っていたけれど、会えなかったとのこと。
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| 炬燵のある絨毯の部屋から見る景色
曇っていました。 | | 窓からの景色
右下の大屋根がラウンジ飛天
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| 12.5畳の部屋
座布団は2枚重ね、脇息もあります。
| | 私たちの係りの仲居さんの徳子さん
一生懸命な気持ちが伝わる人でした。
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| 部屋に入ると徳子さんが、お菓子とお抹茶を持ってきてくれました。
写真を撮ろうと思っていたのに、すっかり忘れてお菓子はペロリ!お抹茶もゴクリ!
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| お菓子を食べて、お抹茶を一口。 アッ、撮影を忘れた!
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| 徳子さんから非常口や温泉の説明等聞いてから、外出しました。
前日から車に乗りっ放しで運動不足なので、徳子さんが勧めてくれた七福神巡りに出かけました。
スタンプラリーのような感じで、完成させるとフロントで輪島塗のお箸が貰えます。
ついでにチェックインしたときに貰った『ゴマ屋』で引ける抽選券、『ゴマ屋』でのお茶とお菓子券、
『総湯』での温泉卵引換券、JTBで貰った1000円のお土産券など、全て消化してきました。
フロントでお箸を受け取って、部屋に戻るともう4時半。
食事は6時に頼んであったので、ゆっくり温泉に入ると、丁度良い時間です。
暇を持て余すかと思ったのですが、結構忙しく感じました。
和倉温泉は、高温なので加水していて、加賀屋さんは循環だそうです。
加賀屋さんの屋内の温泉でも飲み場が作ってあり、街中でも温泉が飲めるようになっています。
熱いので飲むのに注意が必要です。
かなり塩辛くて (海が近いからでしょうか。)、ちょっと苦い味がします。
街中の温泉飲み場で、金属のざると卵があれば自分で温泉卵ができるなぁと思いました。
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| [夕 食] | | 食前酒 | | 「留守中、夕食の40分くらい前から部屋に入って
食事の準備をするけれど良いでしょうか。」と言われ、
温泉から帰ると、机の上に食事の幾皿かが並んでいました。
今回の食事ですが、蟹の殻を割って実を取り出すのに
とても時間がかかり、また蟹に気を取られて、
何を食べたのか、余り覚えていません。
それではつまらないと思い、
撮影した料理の写真とメニューを使って、
どんな料理だったか、何を食べたのか思い出してみます。
まずは、食前酒からです。 |
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| 先付け | | | | つる藻 | このしろ、蛍烏賊、うるい、つる藻 | 酢味噌 |
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| | 前 菜 | | 蛤ちらし、 、海老彩りゼリー、空豆串打ち、真子昆布巻き |
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| 煮 物 | | 焼 物 |
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| 鯛荒炊き | | 蟹焼き |
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| この沢山の食器を洗うのも、さぞ大変だろうと、ついつい考えてしまいました。
陶器は機械で洗っても、漆器は手洗いとのこと。
そう言えば、家では食洗器でもOKというお椀を使っいるなと思ったりしました。
食事が終わったら、もう8時20分になっていました。
夕食に2時間20分もかかった理由は、さっき書いた蟹の身をほじるの時間がかかったことと、
『いしる鍋』を暖める固形燃料が、鍋が熱くなる前に終わってしまったことが挙げられます。
勿論、お願いすれば次の固形燃料をすぐに持ってきて貰えたのですが、
とにかく鍋にも時間がかかりました。
仲居さんは、1人で何部屋担当しているんだろうか、とふと思いました。
あんまり長い食事で疲れたけれど、8時半からショウがあるというので、見にいきました。
有料のものと無料のものとあって、私たちは無料の方へ・・・・。
つづく
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