このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


石川県旅行記

和倉温泉加賀屋宿泊記(2)ー2008/ 3/19 泊
『雪月花』のエレベーターを登っていくと、ガラス張りのエレベーターから大きな友禅の1枚布が見えます。
各階が花の名前になっていて、各階ごとに友禅の花が楽しめるわけです。
私たちが泊まったのは8階・桔梗の間で、エレベーターが8階で停まると
桔梗の友禅を楽しめるという趣向です。
エレベーターの中から、とにかくバシャバシャと撮影してみましたが、
明かりが暗いのであまりうまく撮れませんでした。

3階4階5階6階
7階8階9階10階

『祭り小屋』でのショウ
さわりを聞かせたラテン・ナンバー

ナンシー朝丘さんの日本舞踊
8時半から始まった無料のショウ。
最初パラグァイから来たトリオの歌があって、
次にナンシー朝丘さんとかいう人の日本舞踊。
実はこの人男性で、自分でバケモノだと
言っていました。

『祭り小屋』の隣りに『花吹雪』という
小さな劇場があって、
加賀屋さんが持っている
歌劇団の公演をやっていました。

こんなふうですよ、と『祭り小屋』との仕切りをとって、
チラッと見せて、
10時からの公演をぜひ見るようにと

宣伝がありました。
チラッと見た歌劇団の公演

ラウンジ『花いかだ』でのショウ
雪月花のもう一つのエレベーター
花いかだ』を見ながら登ります。

衣装を変えたパラグァイのトリオ
とても楽しめました。(30分くらい。)
ラウンジ『飛天』でのショウ
5時から10時まで、土産物屋さんが店開きします。
10時10分からのショウまで時間があったので、
ぶらぶらとお店を覗いて歩きました。

最後のショウは、
場所を変えて、衣装を変えたパラグァイのトリオ
私は、とても楽しめたのですが、
お客さんは、『花いかだ』のときよりも減って、
8人くらいでした。


これで今日の予定は全て終了。
もう一度温泉に入って眠りました。

翌朝!
朝食前に温泉に入るついでに、屋内でやている朝市を見に行きました。
生ものは売っていなくて、乾物とか干物とかが殆どです。
徳子さんに、朝市で売っている飲むヨーグルトが美味しいですよ、と勧められていたことを思い出したのですが、
温泉が目的だったのでお金を持ってこず、結局買わず仕舞いでした。

[朝 食]
お財布に入れるとお金が溜まるとか!温泉卵特製の『いしるドレッシング』
味噌汁と干物は、固形燃料を使った小さなコンロで
暖めるように
なっていました。
大勢の宿泊客に暖かい状態で食べさせる
工夫なのだと思いました。

光が反射して、お味噌汁の写りが良くないのですが、
普通のお味噌汁で、特別なものではありません。

右側の雁擬き(飛龍頭とも)は、このあたりでは、
『まるやま』と呼ぶそうです。

デザートはゼリーです。
ご飯の写真は割愛しました。

ゆっくり朝食を楽しんだ後、もう一度温泉に入って海の見える部屋で、のんびりしました。
徳子さんが、金粉の入った昆布茶を持ってきてくれました。
チェックアウトが11時なので、時間まで海の見える部屋を楽しんで加賀屋さんでの宿泊を終え、
徳子さんとは、駐車場でお別れしました。
車で来た場合は、玄関先に乗り捨てると、従業員の人が駐車場に運んでくれるというのを知らず、
自分で駐車場に車をおいて、荷物を持って歩いてきました。
チェックアウト後、玄関先で徳子さんから荷物を受け取り、駐車場まで歩こうとすると、
「荷物は駐車場まで運びますから。」と徳子さんに止められました。
私よりはるかに小柄な徳子さんに二人分の荷物を持ってもらうのは申し訳なくて、恐縮してしまいました。

美術館のような加賀屋さんの建物は素晴らしいのですが、結構忙しくてゆっくり見る時間がありませんでした。
連泊する贅沢はできませんし・・・・・・。

宿泊費がとても高い加賀屋さんに泊まりにいくポイントは、人によって色々でしょう。
(1)温泉を楽しみたい。
(2)料理を楽しみたい。
(3)美術館のような建物と調度品を楽しみたい。
(4)ショッピングを楽しみたい。
(5)ショウを楽しみたい。
(6)痒いところに手が届くサービス(気配り・配慮)を楽しみたい。
(7)海が見える景色を楽しみたい。
(8)広くて豪華な部屋を楽しみたい。

私が楽しめたベスト・スリーは、
まず贅沢な建物と調度品。続いて海が見える広くて豪華な部屋。結果的にラテン・トリオのショウでした。

                                                    
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