相模原の横山公園と横山丘陵緑地に
横山党の誰かが住んでいたという記録を見たことがありません。
しかし、横山党の先祖の住居が、横山公園にあったのでは?という推測する人もあるようです。
横山将監の娘照手姫と小栗判官との恋の物語の舞台、照手姫伝説伝承地は、
横山公園とかつては地続きでした。(今は幹線道路で分断されていますけれど。)
私は、この広い地域に横山党の誰かの住居があったのだろうと勝手に推測して楽しんでいます。
横山党は和田合戦で滅びたとされていますが、生き残った人がいて、
そういう意味でも、その末裔が照手姫だと私は思っています。
照手姫の物語は室町時代だそうで、時代的にも矛盾がありません。
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| | 横山党は、境川と相模川の流域にも
根をおろしていましたが、
横山公園の崖の下には姥川があって、
この地も水が豊かです。
左は、照手姫が植えた榎のある榎神社。
横山公園近く、照手姫伝説伝承地の上側にあります。
現在の榎は2代目ですが、
かつて照手姫が榎を逆さに地面にさしたところ、
根付いて、大きく育ったけれど、
逆さに地面に刺したので、
枝が逆に出ていたそうです。
しかし、逆さナントカって、あちこちでよく聞きますね。
照手姫伝説伝承地は、崖の下まで幹線道路を降りて、
ラーメン屋の大五郎のところから、探索路に入ります。
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榎神社
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遊歩道が整備されています。
| | 照手姫がお化粧に使った鏡の泉(手前)から
姥川に水が流れ込んでいます。 |
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今はどぶ川のような姥川
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東屋が作ってあるので、ゆっくり休みましょう。 | | 姥川の源流だとされていた地点。
照手姫はこの水で産湯を使ったそうです。 |
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