このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

メトロ半蔵門線
Hanzomon Line
Last Update 1 / April / 2004

☆ 延伸の足跡 ☆
区間営業キロ着工年月日開業年月日
渋谷〜青山一丁目2.7S48.6.4S53.8.1
青山一丁目〜永田町1.3S48.3.1S54.9.21
永田町〜半蔵門1.0S53.11.16S57.12.9
半蔵門〜三越前4.4S48.9.18H1.1.26
三越前〜水天宮前1.3S58.2.26H2.11.28
水天宮前〜押上6.0H5.12.6H15.3.19

☆軌間:1067mm
☆電車線電圧:1500V(架空線式)
☆保安装置:CS-ATC(自動列車制御装置)
☆運転方式:ツーマン運転


(↑の写真について)
 東京メトロ(以下"メトロ")半蔵門線では従来から、東急田園都市線と相互乗入を行ってきましたが、平成15年3月19日からは東武伊勢崎線・日光線とも相互乗入を行うようになりました。
 これら3社は完全な3社間相互乗入を行っており、各社の車両が各社の路線を相互に行き来します。(写真左が東急5000系、中央がメトロ08系、右が東武30000系)

 清澄白河駅の住吉方には引上線がある、同駅終着列車はこの引上線で折り返す。
 今回開業の4駅は全て連動駅で、各駅構内には、↑のような転てつ機や信号機・標識が設置されている。

 住吉駅は2階建て構造で、渋谷方面・押上方面とも、営業ホーム(柵無し)と留置ホーム(柵付き)のペアとなっている。
 留置ホームは現在は行き止まりだが、豊洲方面への延伸を前提にした構造となっている。

 押上駅2・3番線の曳舟方。現在は行き止まりだが、亀有・松戸方面への延伸が可能な構造となっている。
(↑の写真について)
 今回開業した4駅(清澄白河・住吉・錦糸町・押上)は、いずれも連動駅(転てつ機(ポイント)のある駅)となっています。このうち、清澄白河・押上では折返・留置が、住吉では留置が、錦糸町では折返が、それぞれ可能となっています。
 また、将来の路線延長を考慮した構内配線にもなっており、住吉では8号線豊洲へ、押上では8号線亀有・11号線松戸へ、それぞれ延伸可能なホームが用意されています。(もっとも、それらの延伸路線が実際に建設される可能性はかなり低いのが実情ですが…)
(↑の写真について)
 メトロ半蔵門線は、相互乗り入れ区間を含めると運行区間が比較的長く、途中駅折り返しの列車も多いため、行先もバリエーションに富んだものとなっています。
 行先としては、メトロ線内折り返しの半蔵門行き・清澄白河行き・押上行きの他、東武線直通の東武動物公園行き・南栗橋行き、東急線直通の鷺沼行き・長津田行き・中央林間行きなどが挙げられます。列車種別としては、各駅停車(無表示)の他、東武線内の区間準急・通勤準急、東急線内の急行があります。
 また、各駅ホームの行先表示器では列車が到着する際、その車両の所属事業者が表示されます。(写真中央を参照)

>> 全線開業前の半蔵門線 <<
☆ 全線開業する前のメトロ半蔵門線は、東急田園都市線の都心部への延長線といった感じで、都心方向の列車の殆どが水天宮前行きでした。
 (上下段左右の写真を参照)


☆ メトロ半蔵門線と相互乗り入れを開始する前の東武伊勢崎線・日光線では、10両編成の列車はあまり運転されず、しかも業平橋止まりとなっていました。
(ターミナルの浅草駅は手狭で、10両編成の列車を停車させることができないため、一つ手前の業平橋駅にあった行き止まり式ホームを10両編成対応にしていました。)
 メトロ半蔵門線との相互乗入開始に伴い、10両編成の列車は同線方面に行くこととなり、業平橋駅の行き止まり式ホームも廃止されました。
 (下段中央の写真を参照)

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