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* * (2006/04/14,15,16) * *
4月になってから3回目の週末だ。いつもの年だと普通の週末、何事もなく過ごしていると思う。それが今年になってから慌しい。この週末は特にそうだ。ふるさと銀河線が廃止となる前の最後の週末である。やはりこの週末も行ってしまった。 まずは14日(金)、仕事が終わり釧路で給油を済まし、ひとまず本別へ向かう。時刻は21時すぎ、岡女堂にて最終列車725Dを迎える。列車の乗客は多くないが、岡女堂から多くの乗客が乗り込んだ。何かイベントでもあったのだろうか。 その後上利別へ向かい、同じ725Dを撮影しこの日は終了、また釧路へと長い道のりを走った。 | ↑岡女堂 | ↑上利別 |
翌15日(土)は昼過ぎに釧路を出発。STVラジオの「〜ショー」を聞きながらまずは大誉地へ。大誉地駅の北見方にある中大誉地踏切にて701D快速「銀河」を撮る。701Dは廃止前特別?で1増の2両編成、それでも車内はかなり混んでいる。 西一線駅の北見方では714Dを撮影、この列車は3両編成だった。これも廃止前特別?なのだろうか。 | ↑大誉地 | ↑西一線 |
寄り道をしながら陸別、置戸経由で境野へ。境野は昼間はよく訪れていたが、夜はなかったような気がする。今日も夜というよりは夕暮れだが、日が落ちたあとの駅舎と汽車を撮ることができた。 再び南下し、池北峠南側の川上駅へと向かう。ここでも駅舎と汽車の組み合わせを撮影。これは絵になる風景だ。 今日は車中泊、足寄付近で日付がまわった。 | ↑境野 | ↑川上 |
おはようございます。16日(日)は足寄からスタート。まずは724Dからはじまる。本当ならば721Dと722Dも撮影するはずだったが寝過ごす…。やはり体力的にかなりきつい行程だ。 陸別へ向かい711Dと712Dの交換を狙う。2本の列車が並んだ駅構内はかなりの賑わいだ。「さずが最後の週末」という雰囲気がする。 | ↑足寄 | ↑陸別 |
今日も池北峠を抜け、北見方を目指す。途中置戸にて停車中のCR車を写す。747Dとなって北見へと向かうCR75−101が留置されている。その向こう見える駅舎入口には「さよならふるさと銀河線」の文字が掲げられた。“まもなく廃止”を実感させられる。 北見を前にもう一枚。普段はあまり写したことのなかった広郷にて、先ほど置戸を出発した747Dを撮影する。 | ↑置戸 | ↑広郷 |
そして今回の遠征目的?である北見に到着。ここに来たのはふるさと銀河線の北見運転所の風景を撮影したかったからだ。 ちょうど置戸から追いかけていた747Dが北見駅から回送されてきた。北見駅と北見運転所は専用線で結ばれている。747Dは検修庫手前で停車、車両前面が洗浄される。その後検修庫に移動し車内整備を行なうのだろう。 さて取材を終え移動しようとしていたところ、突然踏切が鳴り出した。「こんな時刻に汽車はないはず」と思い状況を見守っていたが、池田方からヘッドマークをつけた汽車がやってくる。慌てて構えたデジカメで撮ったのがこの写真。事前に報道では聞いていたが、この日が“地元住民向け”お別れ列車の運行日だった。 | ↑北見運転所全景1 | ↑北見運転所・747D |
↑北見運転所全景2 | ↑北見運転所・お別れ列車 | |
再び池田方へ向かう。北光社、西訓子府を通り十勝側に入る。 十勝側は雨が降り始めていた。春の雨なのでまだ冷たい。廃止前最後の週末は天候には恵まれなかった。この日最後の撮影に選んだのは上利別である。雨にもかかわらず数人のファンが撮影に来ていた。定刻に714D到着、発車していった。車内は相変わらずの混みようだ。これもあと数日で見られなくなると思うとまた寂しい。 | ↑西訓子府 | ↑上利別 |
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