このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
* * (2007/08/13)2007列島縦断ひたすら汽車の旅3 * *
* * (2007/08/12)2007列島縦断ひたすら汽車の旅2 * * | ||
「「「「「「「「「「 2007年8月13日 月曜日 」」」」」」」」」」 | ||
◎◎1321D・鹿児島中央発指宿行き普通◎◎ (鹿児島中央501→指宿605) 8月13日月曜日、天候は雨。昨日からの雨が降り続いているとは思いもよらなかった。しかも結構な勢いがある。そんなに心配はしていなかったが、とりあえずは鹿児島中央駅へと向かう。 午前4時半ころ、昨日駅を出てから5時間しか経っていない。駅舎は開いているが、ラッチ内は消灯したまま。改札もまだ閉まっていた。4時45分ころ、1番列車の改札が始まる。見た感じ5割方が同業者・・・それぞれのきっぷ(ほとんど青春18かな?)に押印してもらっている。 鹿児島中央駅を定時に発車。雨の降りは相変わらず強く、止む気配もない。列車は途中まで順調に走っていた。でもいよいよその足が鈍くなった。「瀬々串〜指宿間、25km/hの運転規制」の放送がかかった。ここからは遅れがどんどん増していく。途中、生見では25分延、終点指宿では47分延にて到着。ここから予定は狂い始めた。 | ||
(営業前の改札口) | (指宿枕崎線0キロポスト) | (鹿児島中央駅にて1321D) |
◎◎指 宿 駅◎◎ 指宿駅に降り、改札を出ると告知板があった。汽車に乗っているときから嫌な予感はしていたが、「山川〜枕崎間運転見合わせ」との文字が・・・参った。西大山到達は今回の旅行で一番肝心な部分のひとつである。案内だと、午前中の山川〜枕崎間は全て運休。かと言って小生の計画では午後に乗ることはできない。ゆえにここで西大山到達は断念した。いつになるかはわからないが「リベンジ西大山をするべし」と静かに誓った次第である。 とりあえず乗車券に下車印をもらう。東根室〜西大山の乗車券を見せると、駅員さんには「遠くからきたねぇ」と言われ、本当に残念と言葉を返す。一応、西大山駅の記念入場券だけは買ってきた。160円也。 | ||
(指宿駅駅名標) | (運転状況の告知板) | 駅を出て何かないかと探し回った。遅れて到着したとはいえ時刻はまだ午前7時、どこも開いてないし。駅前の足湯にて今後の予定を模索しよう・・・と思ったが、入ってすぐに朝の掃除のため追い出される。日々の掃除も大事、仕方ない。 駅待合室にて九州新幹線のポスターの小西さんに見守られながら、今後の計画を見直す。ここはできるだけ早く戻ったほうが得策、ということで次の快速「なのはな」にて折り返すことにした。 |
(指宿駅駅舎) | (駅前の足湯) | (ここでも小西さん) |
◎◎3330D・山川発鹿児島中央行き快速「なのはな」◎◎ (指宿809→鹿児島中央909) 滞在時間わずか1時間ちょっとで泣く泣く指宿を離れることに。ここからは青春18きっぷで乗ることのできる普通列車で北海道に戻る。しかも本拠地の釧路ではなく、最北端の稚内へ。我ながら何とも奇怪な計画だと思う。 快速「なのはな」も指宿〜瀬々串間は25km/h規制となる。ノッチを投入し、即切るの繰り返し。喜入には15分延で発車。快速のため瀬々串を通過、ここからは通常運転となり終点鹿児島中央には遅れを若干回復し、10分延で到着。到着したときも雨は降っていたが、朝ほど強い降りではなかった。 | (指宿駅にて3330D) |
◎◎2436M・鹿児島中央発川内行き普通◎◎ (鹿児島中央1027→川内1116) 予定の変更で、鹿児島中央では1時間以上の間合いができた。これを利用して各種お土産を買うことにした。実家用、会社用、友達用と買い込み、駅の隣にある鹿児島中央郵便局へ駆け込む。鹿児島から釧路へ郵送、というは何とも不思議な感じである。 | ||
鹿児島中央〜川内間はJR九州の路線。形態は異なるが、JR東日本青森〜八戸間の東北本線のように鹿児島本線も九州新幹線開業に伴って分断された。2両編成のワンマン列車はすでに満席だった。終点川内まで立ちっぱなしである。一瞬、乗り継ぎではマラソン大会になる青春18きっぷ時期の東北本線を思い起こさせた。 | (鹿児島中央駅にて2436M) | (川内駅にて2436M) |
◎◎肥薩おれんじ鉄道6324D・川内発出水行き普通◎◎ (川内1223→出水1327) ◎◎肥薩おれんじ鉄道6230D・出水発八代行き普通◎◎ (出水1331→八代1457) この川内では時間に余裕をみたので、駅前の温泉へ行ってきた。1時間しかないので温泉につかる、というよりは銭湯に行く気分。風呂からあがり、すぐに駅へと戻る。 川内より先、八代までは肥薩おれんじ鉄道を乗り継ぐ。当然のことながら青春18きっぷは使用できないので、別な切符を購入。「おれんじ18きっぷ」は青春18きっぷを提示すれば購入できるフリーきっぷである。川内〜八代間の通常運賃2,550円のところ、2,000円也。 | ||
青い森やIGRのような座席争奪戦を見据え、早めにホームへ行ったが拍子抜け。かなり空いている。発車直前になって、JRからの接続が終わっても乗客が満員になる様子はない。 ここから先は順調に進む。出水での乗り継ぎも問題なし・・・というか出水からの方が乗客が少なかった。さすがに八代手前では結構な混み具合になったが、全体としては閑散としている印象だ。八代には0番線、定時に到着した。ホームは肥薩おれんじ鉄道専用、改札もJRとは分かれているが、乗り継ぎの際にはそのままJRの1番線に向かうことができる。 | (川内駅3番線) | |
(川内駅駅名標) | (出水駅駅名標) | (八代駅の肥薩おれんじ鉄道ホーム) |
◎◎6342M・八代発熊本行き普通◎◎ (八代1508→熊本1542) 先ほど降りた0番線より肥薩おれんじ鉄道の改札を通過し、同一ホームの1番線へ。ここからは再びJR九州の鹿児島本線。ひたすら乗り継ぎなのでコメントは特になし。乗った車両の形式もよくわからん。 | (八代駅にて6342M) |
◎◎熊 本 駅◎◎ 熊本駅を降りてラッチ内をいろいろ撮影していると、同じくカメラを持つ方々が結構いた。小生もそれに便乗して待っていると、鹿児島中央方から赤い機関車が入線してきた。これは想定外、全く予習していなかった。42レ熊本発東京行き寝台特急「はやぶさ」の発車時間なのである。これまたいろいろと撮影する。 それに加え、5番線の向かい側は新幹線開業に向けて工事中である。この先沿線では工事の様子がうかがえる。 | (5番線より工事現場) | |
(東京行き寝台特急「はやぶさ」) | (熊本駅駅名標) | (42レ発車) |
◎◎338M・熊本発鳥栖行き普通◎◎ (熊本1602→久留米1745) 撮影も無事終了し、すぐに338Mに乗り込む。熊本駅を出てしばらくは進行方向左手に新幹線工事の現場を見ながら進むことになる。 | (熊本駅にて338M) |
◎◎4366M・羽犬塚発小倉行き準快速◎◎ (久留米1758→博多1839) 久留米駅も構内は工事中。 ここからは快速列車にて博多へ、先頭車に乗り込む。途中「リレーつばめ」や「かもめ」などなど、当然のことながらものめずらしい汽車ばかりである。車両基地(名称不明・・・)には「ムーンライト九州」の姿も見受けられた。 | (久留米駅にて4366M) |
◎◎9232レ・博多発新大阪行き臨時快速「ムーンライト九州」◎◎ (博多2039→新大阪646) | ||
博多ではちょうど2時間の時分調整となる。できれば観光を、と言いたいところだが、とりあえずは博多駅の周辺をうろうろ。結局は駅近くの某家電量販店へ向かう。今は便利なものがあるようで、乾電池を使用する携帯電話の充電器を購入する。これがこの旅で結構な活躍をすることになる。 ホームの立ち喰いラーメンを食し、列車を待つ。ホームには若者を中心に、列車を待つ列ができる。普通列車もかなりの頻度で入線し、ちょうど帰宅時間帯でありその行列もできている。20時36分にED76−3号機に引かれた9232レが入線。わずか3分の停車時間で定刻に発車した。 | (博多駅にて9232レ) | |
小倉では停車時間が長いためホームに降りてみた。同じく門司でも10分の停車時間がある。先頭部ではイベント、すなわち機関車付け替えがある・・・というのをこの列車に乗って初めてわかった。2番手はEF81−411号機。停車時間は7分、多くの方々が見守る中付け替えが完了、発車準備は整った。 | (門司駅にてイベント中) | (小倉駅にて9232レ) |
関門海峡を通り、下関へ。一昨日、九州へ上陸してから48時間ほどで本州へ戻ってきた。 下関での17分の停車中もイベント、機関車の3番手はEF65−1134号機。22時も過ぎているのに駅構内は関門海峡で行われていた花火大会の影響でかなりの混雑が続いていた。 | (下関駅にてイベント中) | (下関駅8・9番線) |
次に気がついたのは夜が明けて6時前、ちょうど東経135度を通過するころだった。明石市立科学天文館を撮影する。大阪ではやや多めに7分の停車をし、新大阪には定時到着。ホームでの撮影を済まし、橋上の駅舎へと向かう。見つけたのはJR西日本の新幹線ポスター。JR九州では小西さんだったが、ここでは仲間由紀恵さん。朝からいいものを見させてもらった・・・。 | ||
(東経135度) | (新大阪駅にて9232レ) | (JR西日本の新幹線ポスター) |
* * (2007/08/14)2007列島縦断ひたすら汽車の旅4 * * |
トップページ > できごと > (2007/08/13)2007列島縦断ひたすら汽車の旅3
このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |