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* * (2007/08/15)2007列島縦断ひたすら汽車の旅5 * *




* * (2007/08/14)2007列島縦断ひたすら汽車の旅4 * *
「「「「「「「「「「 2007年8月15日 水曜日 」」」」」」」」」」
◎◎新 潟 駅◎◎

 8月15日水曜日、場所は新潟。今日の行程は比較的余裕がある。新潟駅にて1時間ちょっとの休憩をとる。何もしないのももったいないので、駅をいろいろと探検する。新幹線の駅もあるので、構内はかなりの広さである。
 どこか朝飯を、と思ってもまだ朝の5時台、当然のごとく開いている店はない。新幹線改札の近くに行ってみると、なんと一軒開いていた。即駅弁を買う決断をする。改札の中へ入ると、壁にはスヌーピーの絵が。しかも駅員姿のスヌーピーもいる。しぼった赤い旗を持っているリアルさ?は何とも面白い。
新潟駅万代口
(新潟駅万代口)
新潟駅から新発田、直江津方
(新潟駅から新発田、直江津方)
新潟駅のSNOOPY TOWN
(新潟駅のSNOOPY TOWN)





◎◎1621M・吉田発新発田行き普通◎◎
(新潟601→新発田636)

 今日はひたすら北上する。3763Mからすぐに接続する3921Mは快速にて村上まで直通するが、夜行列車のあとは少し休みたかったので、一本遅らせて1621Mに乗る。この1621Mにも3763Mから乗り継いだ方々も結構いるようだ。終点新発田は0番線に到着した。
新潟駅にて1621M
(新潟駅にて1621M)





◎◎823D・新津発酒田行き普通◎◎
(新発田644→酒田930)

 ここからも電化区間を走るが、この列車に関しては気動車2両編成の運行だ。函館本線の岩見沢以北や室蘭本線でも見られる形態である。新発田の1番線は有効長が比較的長め。そのため首都圏の感覚でかなり後ろにも並んでいたようで、列車進入後に前のほうへ走ってくる場面も見られた。

 この区間は一昨年、砂越→北余目を走っていた特急「いなほ」が強風により脱線、死者を出す大事故が起こった。同じ年には福知山線の事故もあり、忘れられない年となった。ちょうど脱線した地点には慰霊碑も建てられた。通過時には冥福を祈る。
新発田駅にて823D
(新発田駅にて823D)





◎◎539M・酒田発秋田行き普通◎◎
(酒田938→秋田1131)

 気動車から電車へ乗り継ぎ。けれどもロングシートというのは何とも落ち着かない。20分30分の近距離ならまだいいが、数時間を要するような線区にはクロスシートがいい。とは言いつつも途中のことは覚えていない・・・また寝てしまった。
酒田駅にて539M
(酒田駅にて539M)





◎◎653M・秋田発青森行き普通◎◎
(秋田1312→浪岡[1644])
※[ ]は時刻表上の発時のため、正確な着時は不明

 秋田駅では1時間半の余裕があるので昼食をとる。駅近くの中華料理店にてマーボ焼きそばなるものを食す。ここで8月15日昼の12時、甲子園球場でも試合を一時中断し黙祷の時間となる。

 秋田駅に来たのは2度目であるが、今回もゆっくり見ることができなかった。ミニ新幹線と呼ばれる秋田新幹線にも一度乗ってみたい。今回は更に北へ、青森を目指して進むこととする。青森行き653Mは秋田から座席がほとんど埋まるほどの混み具合。終点まで行ってもよかったのだが、途中浪岡で休憩も兼ねて途中下車する。
秋田駅駅舎
(秋田駅駅舎)
秋田駅改札口
(秋田駅改札口)
大館駅にて653M
(大館駅にて653M)





◎◎浪 岡 駅◎◎

 途中下車の一番の理由は温泉である。駅から徒歩5分ほどのところに浪岡駅前温泉がある。雰囲気は銭湯に近いと思う。ただお湯の色が黒いのが特徴だ。次の汽車まで2時間ほどあるので、かなりゆっくりと入ってきた。
 浪岡駅は有人駅でキヨスクもある。但し駅の営業時間は限定されており、次の659M発車時には窓口は閉じていた。浪岡では下り659Mと上り3836Dが交換する。3836Dはキハ40系2両編成と北海道では普通に見られるものだが、車体の色がタラコ色。何とも懐かしい風景に見えた。
浪岡駅前温泉
(浪岡駅前温泉)
浪岡駅駅舎
(浪岡駅駅舎)
工事中の跨線橋
(工事中の跨線橋)
タラコ色のキハ40系
(タラコ色のキハ40系)





◎◎659M・弘前発青森行き普通◎◎
(浪岡1840→青森1906)

 ちょっと早いが本日は最後の列車となる。席はほとんど埋まっていたので、終点青森まで立つことに。青森手前の新青森駅では周辺が工事中である。よく考えると、ここでも新幹線の足音が聞こえているのだ。東北新幹線の新青森駅の工事も順調に進んでいる。
青森駅にて659M
(青森駅にて659M)





◎◎青森駅〜青森フェリーターミナル◎◎

 やっと青森駅に到着。ここからは直接青函連絡船に乗り継ぎたいところだが、JRの連絡船が廃止となった今は、船に乗ろうとすればフェリー埠頭まで行かなければならない。一部報道によると、青森駅と函館駅のそれぞれ近いところにフェリーを接続させる構想もあるそうだ。実現すれば現代の青函連絡線となるけれども。。。

 青森駅の様子を若干紹介する。まずはホームから。写真のとおり、探せばまだ連絡船の名残りが残っている。かつては長編成の優等列車が数多く発着していた様子が、この有効長の長い3本のホームからもわかる。
 改札口へ向かうと様子がだいぶ変わっていた。青森だけは駅員さんが改札している印象があるが、ついに自動改札機が導入されていた。赤い青春18きっぷを持った小生は当然のことながら有人改札を通る。時代の流れとはいえなんとなく寂しい気分になった。
 秋田の中華料理屋以来、何も食べていなかったのでとりあえず駅前の食堂に入る。青森と言えばなんとなく帆立、ということで帆立の定食を食す。そして目的地の青森港まで歩く。その前に時分調整として、某漫画喫茶に立ち寄る・・・あくまでも立ち寄るはずが、すっかり寝入ってしまう。青森駅5・6番線
(青森駅5・6番線)
青森駅3・4番線
(青森駅3・4番線)
 青森駅〜フェリー埠頭間は通常歩いても1時間のはずだが、今回は青森駅→某漫画喫茶→フェリー埠頭を計2時間以上かかった。重い荷物を背負いながら、かなり道に迷っていた。一度はフェリーの時刻に間に合わないかと心配したが、ここでも勘を頼りになんとかたどり着いた。青森駅改札口
(青森駅改札口)
青森駅駅舎
(青森駅駅舎)
八戸方より青森駅構内
(八戸方より青森駅構内)
青森港フェリーターミナル
(青森港フェリーターミナル)
青森港フェリー埠頭
(青森港フェリー埠頭)
* * (2007/08/16)2007列島縦断ひたすら汽車の旅6 * *


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