このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

イエローストーン国立公園(12〜1月)

  長距離旅行の際、僕はいつも助手席に座って、地図を片手にナビゲーターをしていたのですが、その腕が認められて(?)このころにはルートプランニングから宿泊地決めなどもやるようになっていました。これが僕の旅行好きのルーツ、と言えるかもしれません。これから始まる旅は、帰国時を除くとアメリカでの生活で最も長い距離を移動し、最も長い期間をかけた旅行。行き先は、1872年に世界で初めての国立公園になったイエローストーン国立公園 Yellowstone National Park 。

  自宅を出発したのは12月27日、実に2泊3日をかけ、5つの州をまたいでようやく到着です。イエローストーンにはいくつかのゲートがありますが、これは最も北に位置するモンタナ州ガーディナー Gardiner の入り口。すでに雪で覆われています。

イエローストーンの目玉はガイザー Geyser (間欠泉)と渓谷、そしてイエローストーンは野生動物の宝庫です。冬場は少ないかな〜とも思ったのですが、たくさんの動物たちに出逢えました。

 バイソンの群れ

 コヨーテ

 おそらくビーバー

 ムース(ヘラジカ)

 ハクチョウ

この他にも、グリズリーベアやキツネ、エルクなどたくさんの動物たちに出逢うチャンスがあるでしょう。

  グランドキャニオン・オブ・イエローストーン Grand Canyon of Yellowstone 。硫黄分を豊富に含む岩肌が黄色くなり、これがイエローストーンの名前のもとになりました。この渓谷にはイエローストーン滝などの瀑布があります。これは、とある展望台から撮ったのですが、足元が凍結しているうえに谷底に向かって地面が傾斜しており、足がすくむほどの怖さでした。ところで皆さん。年が明けました。あけましておめでとうございます。この元旦は鏡餅も雑煮もお節もない、なんともアメリカンなニューイヤーでした(どこぞの何とかスクエアでの大騒ぎ〜みたいなことはしませんでしたけど)。

  再びコンニチハ。ロワーイエローストーン滝 Lower Yellowstone Fall をバックに。滝も雪と氷に覆われていますが、ここまでもその迫力ある轟音が響いてきます。僕の格好もかなり重装備に見えますが、これでも決してオーバーではありません。特に毛糸の帽子。耳が外に出ていると、あまりの冷たさに頭がガンガンしてきます。それから写っていないのですが、一番上にはくズボンのすそは、長靴の外へ。靴の中の雪はヒンヤリ気持ちいい……なんてもんじゃありません。

  冬は積雪により道路通行止めの個所がとても多くなります。そこでお世話になるのがこのスノーコーチのツアー。定員10名前後で雪原を走ります。動物の写真はこのコーチから撮ったものが多く、冬場にイエローストーンを訪れる人にはおすすめです。出発のほとんどは公園西側のウェストイエローストーン West Yellowstonw で、宿がコーチツアーをやっている場合も多く、そこに宿泊すると便利でしょう。僕らはウェストイエローストーンのステージコーチイン Stage Coach Inn に宿泊しました。アメリカでの生活の中で最も豪華な宿、だったかもしれません。

ありゃ、イエローストーン名物・間欠泉の写真がない! あるはずなのに。発見し次第アップします。


 

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