このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

お別れ(3月)

  1年間というのは、本当に早いものです。アメリカにいた頃「日本に帰りたい」とはちょっとも思わなかった僕は、日本で生活している今となっては「アメリカに帰りたい」と切に願っております。ともあれ、写真は3月3日、うちで開いた「ありがとうパーティー」の様子。学校の友人や近所の子供を招きました。ちょうどこの日はひな祭りにあたったこともあり、テーブルの上には「定番」の折り紙が。僕が1年間ずっとお世話になったTetsuの家族も協力してくれました。

  3月15日、がっこうの教室にて。クラスでお別れパーティーを開いてくれたのです。友人の名前、まだまだ覚えていますよ。今寄せ書きに書いてくれているのはJustin。他のクラスの先生まで書きにきてくれました。みんなのサインやメッセージ、そして数学の先生の「Wowie Zowie Student」という造語(日本の数学はアメリカより進度が速かったため、授業の内容がわかっていた僕は「驚異の生徒」と呼ばれていた)が書き込まれたこの寄せ書きは、今の僕の一番の宝物。

  クラス全景。左手の机に腰掛けている女性が担任のThurnburg先生。9月に新学期が始まってから、このホームルームでは主に「俳句」(!)をやるなどとても親日的だったクラス。日本人2人のほかにドイツ人、中国人などバラエティ豊かでもありました。最後の最後まで暖かく接してくれた彼らのことは、決して忘れないでしょう。

さて、ダンボール105個分におよぶ荷物は日本に向けての発送を終え、帰国の準備も整いました。こうして僕らはアメリカでの生活を終え、サンフランシスコを発ったのでした。


 

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