このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

カナダ鉄道旅行(3月)

  サンフランシスコを発った僕らは、一路カナダのバンクーバーへ。写真は3月25日、バンクーバー駅で撮ったものです。バンクーバーではライオンズゲートパーク Lions Gate Park やグラウスマウンテン Grouse Mountain などを見てまわったあと、いよいよお待ちかねの列車の旅です。待ちきれなかった僕は、駅員さんの許可を得て早々にホームへ。新幹線より大きな車体を目の前にして「おお〜」しか言葉が出ないのでありました。これから向かうのは、アルバータ州ジャスパー Jasper 。カナディアンロッキーの北の中心地です。

  展望車あり、食堂車ありのトロント行き夜行列車「カナディアン号」。現在は3泊4日で走破していますが、当時は4泊5日をかけて走っていました。現在でも、世界第2位の長距離列車です(1位はシベリア鉄道)。イースター休暇の前だったためそれほどの混雑ではなく、写真のドームカーからの眺めも長い間楽しめました。すれ違う貨物列車の長さは2キロを超えることもあるそうで、あまりの長さに呆れるばかり。バンクーバーを25日夜に出発した列車は、翌日15時30分頃ジャスパーに到着。アメリカの鉄道はよく遅れると言いますが、カナダの鉄道はそれほどでもないのだそうです。

  3月27日、コロンビア氷原 Columbia Icefield にて。ジャスパーに着いた僕らは、1泊したあとカナディアンロッキーを縦断して南を目指します。コロンビア氷原は極地を除けば世界最大の氷河だそうなのですが、ここから見ている限りはその実感が湧きません。ただ氷河の上を歩くツアーもあるようなので、それに参加すれば広さを体験できるのかもしれません。カナディアンロッキーもやはり野生生物の宝庫。川原ではシカやバイソンの姿をよく見かけました。

  カルガリーの西、観光都市バンフ Banff に近いレイク・ルイーズ Lake Louise にて。ここは冬季に湖面が凍結するためスケート場となるのですが、当時スケートをしたことのなかった僕は調子に乗って、……ステン!(受験生の皆様ごめんなさい)おかげでこの写真の僕は涙目になっています(恥)。

  カルガリーに着いた僕らは飛行機でバンクーバーに戻り、そこから車で一路アメリカのシアトルを目指します。写真は3月29日、アメリカ・カナダ国境にて。陸続きの国境を越えるということは、日本にいる限りは体験できませんので、どんな感じなんだろうとちょっとばかり期待していたのですが、このような石碑が立っている程度で、あとは関所、もとい税関があるくらいのものでした。

  3月29日、シアトル郊外にあるワシントン州エバレット Everett のボーイング工場にて。工場見学ツアーに参加したかったのですが、あいにくの定員オーバー。仕方なく、出来上がったばかりの旅客機の前でパチリ。ブリティッシュエアウェイズとキャセイパシフィックがまだ旧塗装ですね(どうでもいいかそんなこと)。シアトルのスペースニードルタワー Space Needle に登った後のこの定員オーバー。「そういえばこの前もカルガリータワーに登った後飛行機に乗り遅れそうになったっけ」。この頃から「鈴木タカマサ・タワーは鬼門」説が浮上します。ちなみに帰国後もいくつかタワーに登ったのですが、その度に本当に何かが起きています。怖いです。


 

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