このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

●C51276号機(お召仕様)の製作
●梅小路機関区にあってお召機に抜擢されたC51276号機を制作する事にしました。

製作にあたっての部品構成は・・・手持ちのジャンクパーツの中からC51に使えるモノをチョイスし、組み合わせて、何とかC51にしてみようというものです。出来るだけ1/150のスケールに合わせようと削ったり・・どうしようもない箇所は、ややスケールオーバーとなってしまいました。
下回りとテンダーはワールド工芸C57。動輪は同メーカーのC51用。上回りはマイクロエースC51のスーパージャンク。
ドームはキングスホビーのC51用を組み合わせて制作していきます。
これがマイクロエースC51のジャンクボディー。ドームは何か?に流用したのでしょう・・・切り取られています。(もちろん私の手によるものです)
キャブは加工して使用します。
下回りと仮組して様子を見ます。
フロント部分はキングスC51の流用パーツです。幅が広いので両端を切り詰めて使います。
キングスのドームを組み合わせ、煙突は無かったので、パテ盛りで自作しました。全体にサーフェイサーを振って粗さがしをしながら整形していきます。
このようにして真鍮や洋白線を使ってパイピングを施します。重油タンクはやえもんデザイン製の9600用を改造して乗せています。
公式側のパイピングも済ませます。何となくC51らしくなってきました。
横からシルエットを見てみると結構スケスケ感があって良い感じ。
塗装を施して、手すりと装飾の金帯の表現をしていきます。
手すりは洋白線をハンダ付けで制作。
こんな感じに仕上がりました。
テンダーはC51はリベット表現があるので・・当初、ひとつづつリベット打ちをしようと考えましたが、気が遠くなりそうなので余剰のキングスC51用のパーツを巻きつけて接着。これは良いパーツがありました。
写真はほぼ完成の状態です。
こちらは非公式側。
如何でしょうか。
ちなみに煙室戸ハンドルは自作しています。
モジュールに乗せて完成!!
走行装置はワールドそのままのテンダードライブ方式です。
国旗の掲揚もよかったのですが、(一応作りましたが今回はパス)なんだか、如何にも感があって撮影しませんでした。
■製作後記
お召機は・・手すりの製作と、装飾の煌びやか感の表現が相当厳しいです。ただ、本来ジャンクとしてのパーツの組み合わせで作れたという事が、嬉しいです。
何でも捨てず置いておくと何らかの役に立つ。という事を実感しました。
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