このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

●C1251&64号機の製作
今回は2015年夏に発売された、待望のKATO C12を使って特定機に改造するものです。
西舞鶴機関区にあって、KATOのモデルのプロトタイプにされたのでは?と思われる51号機と、小樽築港機関区で長年過ごし、晩年は九州・吉松機関区で活躍した、64号機を制作する事にしました。
これがKATOC12の改造前の写真です。素晴らしい製品です。もう、殆ど触るところなど無いほどの完成された製品です。

ところが特定機に加工するとなると・・・どうしても気になる箇所が出てきます。
●51号機
●64号機
※いつもの通り・・改造加工中の写真を撮り忘れていて、殆ど写真が無いのです。
そのかわり、完成写真を多く掲載します。
西舞鶴の51号機は製品のプロトタイプのようで殆ど改造する箇所も無いのですが、僅かに・・・側面ナンバープレートの取り付け位置の違いと後部・コールバンカーに付いている梯子が左右逆。赤ナンバーであること。ぐらいでしょうか。ナンバーは製品付属のものを着色使用。
キャブ内には機関士のフィギュアを乗せてみました。煙室戸ハンドルはモールドを削り取り、タヴァサもモノに付け替えました。その他、細々と真鍮線に取り換えてディテールアップをしています。
64号機の最大の特徴はフロント部分に付いている、スノープロー上下装置です。こちらはプラ棒とプラ板、真鍮線等を駆使して自作。コールバンカーの形状も作り変え、手すり等もハンダ付けにて制作。ゼブラ塗装も施してあります。回転火の粉止はやえもんデザイン製。
スノープローと火の粉止を外すと、晩年の吉松機関区仕様にもなります。
後は51号機と同じく、真鍮線等を駆使してディテールアップに時間をかけました。
C1251号機
西舞鶴機関区で活躍。
赤ナンバーに前・後梁部分にゼブラ塗装。後部の梯子がプロトタイプと左右逆。
C1264号機
北海道・小樽築港機関区で長らく入換え作業で活躍。コールバンカーと前梁にゼブラ模様。
シールドビームの副灯を装備。回転火の粉止装着。スノープロー上下昇降装置。
C1251号機&64号機
この2輌がこのように顔を合わす事など無かったのですが、これが模型の良いところ。

■製作後記
 KATOの秀逸な製品のおかげであまり苦労せずに加工する事が出来ました。
以前はマイクロエースの足回りを使用し、上回りの製作はほぼスクラッチという過酷な経験を何回も経験しましたが、今回、走行性能・ディテールともに優れた製品に出会えて、今までの苦悩からやっとの思いで解放された気がしました。(笑)
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