このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

C12バラエティー
●製作途中写真を殆ど撮影していないので完成写真のみの表示です。
244号機のみ足回りにマイクロエース、上回りは殆どスクラッチによるものです。
C1267号機(中)
●長野県内でよく使用され、最終区は中津川。明知線の運用や駅構内の入換えに使われていた。末期は前、後部ともゼブラ塗装が施されていた。
現在は長野県・茅野駅前に保存されている。
ナンバーを外された状態で中津川構内に保管されていた。
●KATOC12をベースに加工。ゼブラ塗装を再現。
また後部テールライトは前進時に点灯するように赤色LEDを組み込んでみた。また、空気作用管はモデルは位置が違うのでモールドを削り取り、銅線を束ねて新たに新生。
●コールバンカーも上部延長して実機と同様にしてみた。
●非公式側。
各種パイピングも元モールドを削ったうえ、真鍮線や銅線を組み合わせて作った。ナンバーはレボレーション製。
C1269号機(中)
●中津川を経て最終区は木曽福島機関区。
中津川時代はやはり明知線や構内入換えに従事していた。
現在が愛知県・安城市で保存されている。
●KATOベース。
発電機周りの特徴あるディテールを追加加工。ランボード上のつかみ棒、架線注意板制作。シールドビームに変更(点灯)回転火の粉止自作。
●コールバンカー嵩上げ加工。テールライト点灯加工。後部もシールドビームに変更(点灯)
●非公式側。
ボイラーのモールドを削り取り、新たに真鍮線・銅線を使ってパイピング加工。キャブドアは開状態に加工。(左右共)閉じる事も出来るようにしてある。
●明知線走行イメージ。
短い路線だったけど、アップダウンの激しい線区でした。
今は明智鉄道線となっています。
C12230号機(中)
●主に近畿地方で活躍。後に中津川、最終区は木曽福島機関区。国鉄時代、本州で最後まで頑張ったC12。
現在は愛知県・西尾市で保存されている。
明知線。阿木〜飯羽間にて S48年頃
●KATOベース。
空気作用管の形状が大きく異なるため、モールドを削り取り、銅線で新生。
シールドビームに変更(点灯)
発電機周りのパイピングも作り直した。
●コールバンカー嵩上げ加工。
テールライトは前進時、後部点灯。後進時は前部フロント部1灯、点灯するように赤色LEDを組み込んだ。(写真では確認できませんが・・・)
●非公式側。
ボイラーのモールドを削り取り、真鍮線、銅線を駆使して正確に再現。
●顔部分。
前梁右側に取り付けてある標識灯(テール)が点灯する。標識灯そのものもプラ棒で自作。
回転火の粉止めも自作。
C12244号機(中)
●主に中部地方方面で活躍。最終区は中津川機関区。
恵那市で長らく保存されていたが、新たに整備されて、明智鉄道・恵那駅構内で保存されている。
中津川機関区構内にて撮影S48年頃
●マイクロエースC12の足回りを使用。ダイカストを削りまくって(笑)車高を下げ、何とか動力部分を生かして改造。モーターはBトレ用を使用。
上回りはプラ板、真鍮板、エポキシパテ等を主につかってスクラッチ。
●真鍮線や銅線を使ってフルパイピング。前照灯はマイクロのギミックをそのまま生かして点灯加工。
C12167号機(奈)
●近畿地方で活躍し奈良を経て、最終は延岡機関区にて廃車。
現在は鳥取県・若桜で圧縮空気を使用して走行。見事な復活を遂げている。

私が初めて奈良運転所で見たC12である。
奈良運転所のペット的な存在 S47年頃
●顔部分。
蒸気機関車にはみんなそれぞれ違う顔だちがあります。ナンバーの大きさや位置、その書体なんかの影響もあるでしょうが、それぞれが個性的です。
モデリングする際、その顔だちをいかに似せるかが大きな問題点だと思います。(似ているでしょうか?)
●KATOベース。
空気作用管は元のモールドも生かして、銅線で追加加工。シールドビームに加工(点灯)
●コールバンカー形状はオリジナルに近い。キャブ窓は埋めてある。
●非公式側。
ボイラーモールドを削り取り、新たに真鍮線・銅線等を使ってフルパイピング。もちろん、発電機周りのパイピングも作り直し。
●そして顔部分。もちろん煙室扉の元モールドは削り取って市販パーツを使って作り直している。
■製作後記

KATOC12は本当に良く出来ているので、嬉しくて沢山購入してしまった。コストパフォーマンス的にも優れているので、前作のC56以上に制作意欲が沸いた。
改造に使用したパーツは・・・やえもんデザイン・銀河モデル・レボレーション・タヴァサ・シーダモデル。
230号機の3灯標識灯の点灯加工は結構苦労しました。コールバンカー内に基盤を設置して1mm程のLEDチップ搭載は・・・・でした。大型機ならそこそこ楽だと思いますが。
C12は小型ながらも全国各地で大活躍した蒸機です。保存されている数量も多く、愛らしい形態から愛されているようです。
形態的に見てみれば・・・やはり一両づつ微妙な個性があります。
その違いを見つけ出しながらの加工は大変ですが、楽しいものです。
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中津川機関区にて。 S48年頃

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