このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

表紙 >> 業務日記 >>業務日記2003年10月〜12月分


業務日記

2003年10月〜12月


2003.12.5(金)

このあいだ、トルコのイスタンブールで爆弾テロがあったとき、NHKのニュースで「トルコの首都イスタンブールで爆弾テロが・・・」と言ってました。あり?トルコの首都はアンカラでなかったっけ? 遷都したのか? それとも「首都」ではなく「主都」と言ったのか? とかなり頭をひねりました。

さて、最近では、日本における人権侵害が相次いでいるようです。日本は世界的にも人権後進国というだけあって、法律が制定されてもまだまだ足りないところばかりですね。熊本のアイレディース宮殿黒川温泉ホテルのハンセン病患者宿泊拒否、徳島の公営宿泊施設における盲導犬受け入れ拒否、その他にも、HIV患者の子どもの保育園入園拒否など、どれも国内法や国際条約に触れるものばかり。日本の経営者・管理者のお馬鹿ぶりを世界に明らかにした恥さらしです。そして、彼らのようなお馬鹿を擁護するお馬鹿な人間もたくさんいるようで、アイレディースの場合は、ハンセン病施設に脅迫めいた電話がかなりかかっているらしいです。あ、馬鹿と言ったらかわいそうですね。そういう心の狭い人に対しては、憐れみの目を向けたいと思います。

2003.11.1(土)

今日の新聞に載ってましたが、郵便民営化に賛意を示す人はかなり多いようです。

民営化=サービスの向上、民間企業の拡大という図式があるようですが、これは本当にそうなのか、僕は疑問を感じています。

まず、地方においては、サービスの向上も民間企業の拡大も望めないということです。民営化・他企業の参入で郵便局は確実に減らされます。いい例が、NTTですが、きちんとした業務をする山形市内の営業所窓口を取りやめ、仙台などの営業所との連絡業務のようなものをするまで縮小されています。ニュージーランドでは、郵便局の民営化で地方ではどんどん郵便局の数が減らされ、高齢者が困っているとも聞きます。どうも、現在の政権を含めた政治の流れが、極端に都市生活者を優遇し、地方はそのまま廃れてもらうという、無責任・自己中心的な流れとなっているように思います。地方の人材や資源(二酸化炭素排出量を吸収してくれる森林も含めて)、そして命(原発立地など)まで犠牲にして都市に従属しているということを忘れてはいけません。

また、それ以上に、民間企業がサービスがよく、公企業はサービスが悪いというのも、どこまで本当かわかりません。僕の場合、逆のような感じがします。ヤマト運輸などの民間企業の配達員はいわゆる昔ながらの「運転士」という感じで、非常に無愛想で、接客サービスが全くなっていません。営業所窓口も、引き取りに行ってもその配達物がないとか、どこにあるかわからないとまで言われる始末。ずーと待たされ、ようやく見付けてくるというボンクラぶりです。郵便局は基本的に置き場をきちんと決めているのか、すぐに持ってきてくれることに比べれば、雲泥の差です。また、ヤマト運輸は、電話の受け答えも、きちんと話を聞いていなく、再配達に来てもいないから営業所に留め置くようにと言ったにも関わらず、取りに行けるようになって営業所に電話したら「いま出払っていて受け渡せない」ときたもんだ。郵便局の窓口対応も、山形市内しかわからないのですが、かなり良くなっていると思います。銀行と同じように、客が帰るときには窓口職員の「ありがとうございました」の声がきちんとあります。丁寧な応対、きちんとした挨拶。今の郵政公社は十分、職員のサービスは達成されていると思います。

皆さんに言います。民間=サービスがよい、ってことは決してありません。問題は、社・局内の教育がどうであるかであり、職員の身分保障がどうであるかで決まるものではないということです。サービスの良い従業員が育つ「環境」づくりをすれば解決するはず。サービスの問題は民営化の問題とは別だと思います。

どうも、フラストレーションを発散するスケープゴートにされているような気がします。

※もっとも、こうしたことは、自分の住んでいるところでリアルに感じた感想程度のものです。決して、調査などした上で導きだした結論ではなく、「感情論」であることをお断りしておきます。特に、激しい文言は、文を際立たせるための虚飾でもあり、論理的な話ではないので、読み物程度に読んで下さい。ようは、冗談半分でもあるよってことです。

2003.10.29(水)

修論がやばーい。とりあえず、12月上旬か11月下旬には東京の研究会で発表です。うへえ。

いやー、それにしても、PowerBookG3(233Mhz)を使ってた者にとって、PowerMac G4(466Mhz)は鬼のように速いです。同じMacOS9.2.2ですが、起動時間が全然違う。本当にすごいなぁ。

2003.10.22(水)

おおっと! なんと12日振りの業務日記だったりします。いやはや、とりあえず、11月中には論文の第一校が出来るかなーって感じですが、果たしてどうなることやら。とりあえず、Jedit(テキスト・エディタ)にタカタカ打ち込み続けます。

そんなこんなで、もう10月も下旬なんですが、いまだ卒業(修了)できるかどうかはいまだ不安定な状態が続いてます。そんななのに、もう、将来のことを考えて焦ってたりします。先生は今は論文に集中しなさいとおっしゃいますが、もう20台も半ばです。なんとも、あせってくるもの。

一応、自分の専攻が活かせそうな公務員の道を模索してもいたりします。もっとも、もし、本当に受験するとしたら、再来年の試験です(つまり、二年間無職を通さなくてはならんとです)。はー、長き道ですなー。そんな道も、論文次第では、もろくも崩れ去ってしまうわけですし。こんな危ない橋は初めて渡っているよーな気がします。

え?

すでに橋から落ちてるって?

そんな真実を突いちゃうなんて、いやっ!!

 

・・・ってゆーか、秋田県庁の上級行政の倍率高すぎです。今年は64倍。わーーーーーい!

(ちなみに山形県庁は18倍前後。同じ出羽の国でなんだこの差は)

もちろん、山形県庁の採用数が多い(40人。秋田は10人)ということもありますが、受験者数でも結構秋田県庁は多い(100人くらい違う)。それだけ、民間企業がやばいってことですね。自分としては民間でもいいんですが、秋田での就職は絶望的なのかいな?(そもそも、秋田で文系院卒を雇ってくれるような会社ってあるのかな?)

やっぱり向き不向きは別にして、研究者の道かー?

2003.10.10(金)

Jeditのパッケージ版を入手しました。これでいままで、使用期限切れの警告音が鳴っても使い続けてきた後ろめたさが消えました。Jeditで論文書く人っているのかなー? Macユーザーは、みーんなWordかAppleWorksですねー。Nisus WriterやTexで書く人もいるかも知れません。でも僕はエディターで十分。図表とかないからね。

2003.10.4(土)

9月25日以来の日記です。論文の行方、進め方は決まったのですが、後一ヶ月である程度書き上げないとまずいことになります。ま・・・間に合うかどうか。

こんなときに限っていろいろやりたくなるんですが、とりあえず、メインブラウザをInternet ExplorerからNetscapeに暫定移行、メーラーもOutlook ExpressからPostinoに暫定移行してみました。やっぱりタブブラウザは使い勝手がいいです。アプリ起動そのものはおそろしく時間がかかりますが、ホームページ閲覧はとても早くて使い勝手がいいです。メーラーも超軽量タイプですので、気に入っています。

とはいえ、暫定的にとはいえ、実際に乗り換えてみると、マイクロソフト製品のすごさもわかります。IEで開けないHPはまずありませんし、ダウンロードなども結構やりやすいです。ネスケもHP閲覧には問題がなくても、ダウンロードなどではたまーに問題が発生する場合があります。

メーラーもOEは非常に重かったのですが、読めないメールはありませんでした。PostPetなどではまだまだ読めないメールがたくさんあります。Postinoもいまのところ問題がありませんが、メール本文のリンクからHPを直接開くということはできないみたいです。

悶々とする日々は終わりそうにないみたいです。


前のページへのかえりきっぷ


かえりのきっぷ

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください