このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

     
 
黒崎駅前は今となっては、筑鉄線の折り返し用ホームの新設や黒崎〜砂津間の廃止後、すっかり終始発駅のイメージが定着していたが、筑鉄が折り返しホームを新設する昭和52年くらいまでは一通過駅に過ぎなかった。それまでは、昼間でも筑鉄直通の砂津行が頻発していた。確か、この新しいホームの完成と同時に筑鉄は2000型の「新3両連接車」が黒崎駅前〜筑豊直方間で運用を開始した。「新」の名にふさわしく、天井に扇風機と電停案内用のビデオ装置が取り付けられたのが、目新しかった。

●1060 ●黒崎駅前を出発する1050
筑鉄線から来た連接車は、ラッシュを過ぎると夕方まで殆どが黒崎駅前で折り返し運用をしていた。黒崎駅前〜車庫前間は距離も近く、軌道の傍らには側道があった。黒崎駅前にいる乗客が車庫前に止まっている目当ての乗換電車を見つけると、駅前で急きょ下車し一目散に走る姿も多くみられた。
1001 黒崎車庫前行 68
ラッシュを過ぎると、黒崎車庫止まりの連接車が続々戻ってくる。単行が折尾までをカバーする。
627 562
黒崎駅前交差点に日が注ぐ光景も今ではすっかり懐かしい光景となった。
622(1994-08)649(1996-08)
1992年11月の砂津〜黒崎駅前間廃止後の黒崎駅前電停。まだ日高商店は健在(左写真)。2000年5月の訪問ではあたりは一変し、再開発ビルの建設現場となっていた。国道の反対側には、まだ黒崎バスセンターが健在。
     

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