このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

「SUGAKIYAラーメン」

(Sorry, only Japanese.)
(名古屋の常識、名古屋4-2-9)[6/21 1998 UP]


最近(1998年春)名古屋で見かける「即席中華麺」のパッケージ。

 

東京でもカップ麺でお馴染みの「寿がきや」。名古屋育ちにとっては何かと思い入れのあるラーメン屋さんである。多くの場合ユニーなど大型店の一角に入ってたりして「ラーメンと甘味」を廉価で提供しており、主婦や中高生の御用達である。早くから店鋪を禁煙としたり、以前は「女性専科」の店を多く展開してマーケティングの妙を見せたり、意欲的な「ファーストフード店」として名を馳せる。

カップ麺でも独自性を見出せるが、お店で食べるあのラーメンの印象ほどには方向性が定まっていないように思われる。また、あの独特のスープに対する執着心を満たすことはなかった。

しか〜し!!

ここにご紹介する即席麺は、そのパッケージ写真からして非常に期待の持てる物である。「名古屋の味」と記されるだけあって、やはりお店のそれに類似と思って差し支えないのだろう。醤油でなく塩でなく、また九州のとんこつでもない、明らかに魚のダシの効いた優しい風味のスープは「和風とんこつ」だったのかぁ。「秘伝の和風だしを加えた豊かな香りとコクのあるスープ/かくし味付き/ノンフライ麺」だって。秘伝の味だけあって、昔から「お店の近くには猫がいない」「スープの袋に"ヘビの粉"って書いてあった」とか、流言飛語が飛び交ったものだ。

さて実際に食べてみると、やはりお店での味に似せている。ナカナカ楽しいアイテムである。ただし東京での試食は、お店でのトッピングを再現した訳ではないのでチョットかったるい感じであった。ぜひ、パッケージの「お召上がり方参考写真」を遵守したい。特にわけぎとメンマは基本である。写真にはチャーシューが5枚と生玉子が載っている。これはメニュー中のプレミアムアイテムである「特製ラーメン」。と言ってもどえれゃー安い。常識。

お店では、前記の基本形のトッピングに「玉子」「チャーシュー」などを加える事でメニューを構成している。水はセルフサービス。食す際は胡椒を少し振ってやる。3口〜4口と食べてマンネリ化したら、生玉子の黄身を割ってスープにまろやかさとコクをプラスしてやる。お帰りの際は、食器は厨房に返してね。名駅や栄の地下街、また大型店の1階とか、てっぺんのフロアにあったりするので名古屋を訪れた時は寄ってみて!


情報をお寄せください。当方で吟味の上、ご紹介の機会も設けたいと思います。

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