このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
瀬戸市民公園に屋外展示されているモ760形(左)とデキ200形(右)
瀬戸電鉄が送り出した2形式をかつての塗装に戻し、モ760形のヘッドライトをヘソの位置に復元した。車体に描かれている印章も瀬戸電鉄のものにされている。
ここのデキ202のほか、南知多ビーチランドにデキ201が、本線系統で活躍したナマズこと850系電車とともに保存されている。
モ760形 旧 瀬戸電鉄ホ103〜 → 名鉄モ560形 → 名鉄モ760形 瀬戸電鉄発注の大正15年製。車体外板をすべて鉄板とした車両。当初は路面電車のように乗降扉にステップを設けていたが、後にプラットホームを嵩上して、ステップを縮小した。その後名鉄においても重宝され、昭和53年まで揖斐・谷汲線で余生を送ったほか、岐阜県の北恵那鉄道で廃線まで使用された。 【昭和53年、全車引退】 | 揖斐線 忠節駅付近 | |
ク2300形・ク2320形 主として瀬戸線の特急用として活躍したグループだが、昭和53年の1500ボルト昇圧を機に瀬戸線を去った。ク2300形は全車廃車解体。 【平成10年、全車引退】 | ク2325、揖斐線 忠節駅 昭和50年頃 | 揖斐線 尻毛駅 |
解体中のク2300形 | ||
モ750形 モ700形・モ750形の一族は、元名古屋鉄道(名岐鉄道系)のデセホ700形・デセホ750形を受け継いだグループ。昭和40年代は瀬戸線と揖斐・谷汲線という、600ボルト路線の主役であった。瀬戸線が徐々に近代化されるにつれ、揖斐・谷汲線に集結するに至った。 【現役】 | 谷汲線 北野畑〜赤石 | |
モ900形 クロスシートの設備を活かしたまま昭和53年以降、他社に譲渡され好評を博した。 | 福井鉄道の併用軌道にて 前よりの扉が移設されている | 車内 |
モ3700形+ク2700形 瀬戸線への在籍は5年にも満たなかった。元々1500ボルト車両を瀬戸線用に降圧改造したものだが、昭和53年の同線昇圧に際しては同線から引き揚げてしまい、全車本線系統に復帰した。 【全車引退】 | 名古屋本線 批杷島分岐点 |
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