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鋸山(のこぎりやま)ハイキング 

2004年4月24日



房総半島に位置する鋸山にハイキングに行ってきました。
せっかくお弁当作っていったのに、どしゃ降りの雨。。。。。




麓に到着。雨が降ったり、止んだり、鋸山頂上まではロープウェイで行くことにした。
鋸山はかつては石切り場で、切立った岩肌がまるで鋸の刃のように見えます。

鋸山展望台からの眺め。ここからは東京湾が一望できる。向こう側に見える陸地は、三浦半島だ。





日本寺

鋸山頂上には曹洞宗の日本寺があり、古くは聖武天皇の勅願所で行基によって開かれたそうですが、
日本一の大仏と東京湾を見渡せる眺望が有名です。石窟や石仏が参道沿いにあり、寺内は結構広い!

石切り場だった頃の名残がよく見られます。切り通しを抜けると、百尺観音に辿り着きます。ここから雨がひどくなってきました。百尺観音
昭和41年に完成した巨大な観音像。世界大戦の戦没者と交通事故者の慰霊のためにつくられたとか。バーミアンの石窟ではありません。


地獄のぞき
崖に飛び出して見える。実際に行って見ると、怖さはさほどでもない。




千五百羅漢
江戸時代、名工 大野甚五郎英令が門弟27名と共に21年間生涯を掛けて刻んだ石仏。甚五郎の墓も安置されていた。
百躰観音
こちらは観音様。参道沿いに、こうした石窟がいくつかあって、中に石像がいくつも安置されている。首の取れてしまったものや、破壊されたものもある。


日本一の大仏
総高31.05m。原型は大野甚五郎英令がこの地に造ったものだが、風化が激しいため昭和44年に復元建立しました。
見通しの良い広場にドーンと建っているので、そんなに大きくは感じないけど東大寺大仏で総高18mだから、名実ともに日本一だそうだ。( 東大寺は大仏殿 が立派なので、大きく感じるのかな)

日本寺仮法堂
かつては大伽藍をほこる有数の古道場だったそうだが、昭和14年の失火で尽く焼失してしまったそうだ。これだけ広い境内を整備、復興しようとすると大変そうだ。でもこの山小屋のような雰囲気の法堂も良いと思うが。


やっとまた頂上の展望台に戻ってきた所で、少し晴れ間が出てきた。こちらは、房総半島の先端側の眺めです。





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