このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


善光寺前立ご本尊御開帳と信州満喫旅行

2003年4月26日〜29日




善光寺

せっかく門前の旅館に泊まったんだから、翌朝早起きしてお数珠頂戴を見に行く
御開帳とは、善光寺の御本尊は秘仏で、その御本尊の前にある
写しの前立御本尊が7年に一度公開されるということらしい。
御開帳期間は2ヶ月間ほどで、全国からの参拝客で期間中はすごい人だ。

浄土宗大本願上人様のお数珠頂戴
天台宗と浄土宗の住職が二人いて、浄土宗の上人様は女性だ。住職それぞれ朝本堂法要のため出仕される時に、参道でひざまづく信徒を一人一人数珠で撫でて、高徳を授けるのが「お数珠頂戴」。朝早くから上人様を待つ信徒や観光客でいっぱい。私達も山門前で上人様を待機。キリちゃんも私も撫でてもらった。赤い傘の下に上人様がいらっしゃる。

山門
重要文化財に指定されている。額は輪王寺宮公澄法親王による
善光寺の額
善と寺の文字の中に鳩がいるように見える。わかるかな?善も誰かの顔みたい

国宝 善光寺本堂

本堂の前にある木の柱が「回向柱」と言って、本堂の前立御本尊、中尊阿弥陀如来の右手と柱がヒモで繋がっていて、回向柱をさわることによって、御本尊様とご縁が結ばれる。

柱に触って、本堂で前立御本尊を拝観する。ちょうど先ほどの上人様の朝の法要の最中で、最後に上人様はくるっと我々参拝者の方を向き、大きな声で「南無阿弥陀仏」と10回唱えた。ありがたや、さすが宗派に関係無く親しまれている要素がいっぱいですね。

その後戒壇めぐり、経堂などを見て、旅館に戻る。朝食後、御印文頂戴を受けに再び善光寺に行くと、回向柱には長蛇の列だった。


チェックアウトを済ませ、満里子様のお薦めの小布施に向かいました。



小布施

栗のお菓子で有名ですが、アメリカ人女性セーラさんのいる
枡一市村酒造 がありました。(某テレビ番組で見た)
小布施は枡一を中心に少し観光化されていましたが、こじんまりとして良い町でした。
(もちろん、お酒も買いました)

竹風堂の栗おこわ
お昼時いっぱいでしたが、並んで食べました。栗も結構入っていて、美味しかった。

今日の宿泊地、戸倉上山田温泉に向かいましたが、途中松代に寄り道



松代 長国寺

真田家の菩提寺であった長谷寺が、信之が松代移封とともに移転してきた。名も長国寺に改め。屋根には真田家の家紋、六文銭と鯱ほこがある。六文銭とは、三途の川の渡し賃という意味だそうだ。

初代藩主信之公の霊屋
何といってもすごいのがこれ、1660年の建立で江戸前期の霊屋としては類をみない。 伊達家 や、 上杉家 と比べても立派である。正面破風の鶴は左甚五郎作と言われ、夜な夜な抜け出し、近くの畑を荒らしたという。
四代藩主信弘公の霊屋
信之公の霊屋の隣にあるが、信之公の霊屋に比べると質素な造りになっている。明治5年の火事までは、初代から四代までと歴代藩主の側室の位牌を安置した霊屋が残っていたそうだ。





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