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旅のNews&Infomations

date:1999.12.7〜2000.1.8


驚きと感動の、JR西日本 3月11日改正を先取り!   
               〜新快速の全てが130km/h運転へ〜     (update:2000.1.8)
   先取りとは言いつつ、 JR西日本のホームページ を見てこれを書いているのですが、待ちに待った2000年春のダイヤ改正の詳細が分かりましたので、ここにご報告しておきます。

   まず何と言っても今回の目玉なのが、新快速の全てが現行よりも10km/hアップの130km/h運転を開始すること。223系と呼ばれる銀色の新型車両の増備が順調に進み、新快速の全てをまかなえるだけの両数になることから、実施されるものです。このスピードアップによって、昼間時では大阪〜姫路間で5分、大阪〜米原間でも5分も所要時間が短縮されます。
   なお新快速の130km/h運転は、99年5月の改正から朝ラッシュ時の数本に限り、すでに実施されています。それと、簡単に130km/hと書いてしまいましたが、実はこの数字、特例措置の特急「はくたか」「はつかり」を除けば、何と特急を含めて在来線では最高の時速なのです。

   少し話がずれてしまいましたが、今回の改正の目玉は東海道・山陽線だけではありません。まず福知山線。昼間時の大阪〜篠山口間に、「丹波路快速」が新設されます。これまでの113系に変わり、先述の223系の大量増備によって余った221系(新快速に使われるクリーム色の電車)が使われるため、車両のグレードアップと所要の短縮が実現します。

   そしてこの221系。福知山線だけではまだ余るため、阪和線にも移籍します。昼間時の天王寺〜日根野・和歌山間の快速にも221系が使われ、これにより昼間時の快速は全て221または223系になります。今までロングシート(長椅子)でつらい思いをしてきた阪和線も、221系の登場で快適になり、しかも8〜11分の所要短縮とは、うれしいじゃあ〜りませんか。

   このほか、以前この場でお伝えした「ひかり Rail Star」も同日から山陽新幹線に登場し、毎時1〜2本運転されるようです。

   JR西日本が自ら、「ビッグアップ計画」と銘打って進めてきたアーバンネットワークの輸送改善。いよいよ総仕上げとなるわけで、実際のダイヤがどう変わったのか、時刻表の発売が待ち遠しい今日この頃であります。


東京・横浜の新名所をちょこっとご紹介   (update:99.12.21)
   今回、12月17・18の2日間、クラブの大会に参加するため東京に行って来たんですが、その途中でいくつか出来たばかりのスポットを見てきたので、ご紹介しておきましょう。

   まず最初は、渋谷に今月の17日にオープンしたばかりの Q・FRONT。CDレンタルで有名なTSUTAYAがオープンさせたもので、センター街の入り口というすばらしい立地条件に、CD・ビデオのレンタルはもちろん、CDと本の販売、窓際にはスターバックスコーヒー、さらにTV・radio用のオープンスタジオまであり、今までになかったようなタイプのところでした。何よりCDやビデオがあれだけそろっているのはホントにうらやましい限りです。

   そしてもう1つは、今年の秋に横浜・みなとみらい21地区にオープンした、横浜ワールドポーターズ。VIVLEを中心に、WORLD Goodsを扱っている横浜舶来館やレストラン、ほかにもお台場のパレットタウンのようなミニ遊園地もある、複合型のショッピングセンターでした。それぞれ普通とは志向の違った店が多く、見ているだけでも結構楽しかったので、ランドマークを見に行くついでに、少し寄ってみては?


スルッとTOKYO 実現へ   (update:99.12.21)
  現在近畿圏の私鉄で、「定期券感覚でカードを改札に通せば、切符を買わずに乗れる」として、非常に好評なスルッとKANSAI。その東京版がいよいよ2000年10月から、関東圏でも始まるそうです。   導入を予定しているのは、すでにカードの共通化を済ませている都営・営団をはじめ、小田急・京王・京成・西武・東武・新交通ゆりかもめなどの計20私鉄。今は前段階として、そのカードの愛称を募集しています。ホームページからで応募可能で、詳しくは こちら まで。

  ちなみにこの構想から外れた、JR東日本・東京モノレールの両社は、JRが開発中の「Suica」という、改札機に入れずにスキー場であるようにかざして通るタイプのカードで共通化するようです。つまり、関西圏で見られるJスルーカード(JR)とスルッとKANSAI(私鉄系)のような、因縁の対決がここでも見られそうです。

  これまで、私鉄のサービスという面では非常に関西から遅れを取っていた東京ですが、これでようやく肩をならべた格好になるわけですね。でもどうせなら、関西と関東も共通化してしまって、「スルッとJAPAN」になってくれれば良かったんですがね。ちょっと欲張りすぎ?


うちに大学にあの須田さんが!!   (update:99.12.10)
  須田さんとは、現JR東海の会長をしてらっしゃる方で、今となっては非常に定着している「フルムーン」や「青春18きっぷ」を開発なさった偉大なお方。18きっぷの開発に関して、私自身は非常に尊敬しているんですが、その須田さんがなんと昨日、我が大学で講演会を開いてくださったんです。

  お題は「21世紀の企業作りを目指して」という、やや鉄道とは離れた話だったんですが、話の途中に東海道新幹線のトンネルの安全性を訴えてみたり、「客車をコンテナ化して、多様なニーズに合った列車にする」という斬新な企画も少し発表してくださって、さすがはアイデアマンの須田さんだなということを再認識させていただきました。

  あと結びとしては、英語の授業をキャンセルしてでも、18きっぷの生みの親である須田さんの話が聞けて、本当に意義のある講演会だったなと、聞き終えてそう思ったのでありました。 つたない文で申し訳ありません。


今年のルミナリエのお話。   (update:99.12.7)
   震災復興の起爆剤にと言うことで、95年の12月に始まった光の彫刻・ルミナリエ。当初は95年限りの予定が、あまりに好評だったため毎年行われるようになったものです。

  そして気になる今年の開催期間は、12月13日(月)〜26日(日)まで。(点灯)時間は平日が18:00頃〜22:30、土休日が17:30頃〜22:30となっています。ちなみに会場は旧居留地のあたり(三宮の南)なんですが、混乱を避けるために東行の一方通行になるので、JR・阪神電車は元町で降りることをお勧めします。

  ところでこのルミナリエ。今日の読売新聞によれば、来年の開催が危ないとのことです。理由は長引く不況。協賛してくれる企業が減って、開催費が危ういのだそうです。せっかくいいお祭りが始まったなと思ったのに、なんか残念ですね。


心配が現実に! 室蘭本線トンネル崩落事故    (update:99.12.05)
 2度の崩落事故で、相当なやり玉にあげられたJR西日本。しかしそれを上回る規模の事故が生まれたのは、いがいにもJR北海道でした。

 今回の事故は、11月28日にJR室蘭本線の礼文浜トンネルというところを走行していた貨物列車の運転士が、トンネル内の線路上に異物があるのを発見、急ブレーキをかけたものの間に合わず、そのまま乗り上げて脱線したというもの。幸い貨物列車だったためにけが人はなかったが、この事故で12月4日の夜まで洞爺−長万部間が不通になり、運休本数350本、約4万5千人に影響が出た。

 主な原因は山の圧力が高かったためらしく、それを聞くと数年前の積丹半島での国道トンネルの崩落事故を思い出した。それにしても、最近こういった事故が異常に多い気がする。それまでは大きなニュースにならなかっただけなのか、はたまた本当に最近急増しているのか。いずれにせよ、不安なことには違いありませんね。


今年も発売! 元旦限定のフリー切符    (update:99.12.05)
 JR西日本の発表によると、今年の元旦にも、山陽新幹線を含むJR西日本全線が乗り放題の切符を発売するそうです。

 2000年の元旦に限り、新幹線「ひかり」「こだま」、在来線の特急・急行・普通列車の普通車自由席と宮島航路が利用できます。
 値段は、大人が1人 13,500円。大人1人・子供1人のセットは 15,000円。

 「ひかり」と「やくも」で出雲大社に初詣に行こうかなと思ったのは、私だけでしょうか?
(↑これの意味するところが分かれば、あなたも旅行通、もしくはmy friend !?)


JR西日本 ミレニアム記念入場券の発売    (update:99.12.05)  
 JR西日本では、11.11.11.などの記念入場券の売れ行きがあまりにも良すぎたため、今年の大晦日にも12月31日と1月1日分の入場券をセットにした、「ミレニアム記念入場券」の発売を決定しました。
 話によれば日付は平成ではなく、"1999.12.31""2000.1.1"となるそうで、西暦表示の切符は貴重なものとなりそうです。

 発売はエリア内の主要駅、268駅で行われ、1セット280円(関西圏の一部の駅では240円)。

 私自身、11.11.11の日に朝6時に駅に行ったのに、売り切れで買えなかったという苦い経験をしているため、今回こそは雪辱を晴らすべく、買いたくて仕方ないのでございます。


JR東海 12月4日改正ダイヤの詳細            (update:99.11.29)
 ・・・待ちに待ったJR東海・名古屋地区の改正。主だった内容は以下の通りです。

   ①朝・夕ラッシュ時の輸送改善に、「特別快速」を新設。また新快速も大増発。
   ②快速・新快速ともに岐阜−大垣間は各駅に停車
   ③飯田線・武豊線からの名古屋直通列車を大幅拡大
   ④大垣−米原間を昼間時でも30分ヘッドで運転
   ⑤昼間時には、中央線名古屋−中津川間に、乗車整理制の「セントラルライナ−」を新設
     (名古屋−多治見間は、乗車の際にライナー券 310円が必要)

乗車率が気になるセントラルライナー。この日は発車10分前で15人ほどだった。   中でも目を引いたのが、①と⑤。まず①ですが、従来は朝ラッシュ時に新快速が無く、大阪
 から東京まで18きっぷで旅する時は非常に大変でした。夕ラッシュ時もほぼ同じです。
 それが一転して、新快速・特快大増発とは、JR東海もなかなかやってくれるものです。
  ちなみに停車駅で見れば、特快は新快速の大府通過バージョンといったところ。

   一方⑤の中央線。12月下旬に控えた「名古屋セントラルタワーズ」(名古屋の駅ビル)の
 開業に合わせて、客寄せもかねての登場のようです。
   ただこの列車、気になるところはライナー券が必要であるということ。確かに新型だし
 転換クロスシートだし速いというのはとてもありがたいけど、果たして310円払う価値がある
 のかと言うと、なかなか微妙なところですね。
 
 
紀勢線の名優 またも・・・   (update:99.11.29)
 ・・・いままで紀勢線で「いい仕事」をしていた、キハ28・58のコンビ。
  でも、時代の流れにはやはり勝てなかったようで、12月4日の改正で定期列車から引退する
  ことが決定してしまいました。急行「かすが」のキハ75置き換えと共に、これによってJR東海
  からはキハ58系は引退となってしまいます。

今は細々と和歌山−紀伊田辺間で運転を続ける165系。3月改正以後の去就が注目される。     同じく西側で「いい仕事」をしていた、JR西日本の165系が周参見−新宮間で姿を消して
  しまってから、わずか2ヶ月後の出来事。しかも、私が今年の9月に行ったばかりなのに、
  こんな事になってしまい、非常にショックでなりません。

    古き良き時代のものが次々と姿を消している、なんかさみしいですよね。
 
 
あの山陽新幹線に期待の新星が!    (update:99.11.29)
 ・・・鼻の丸い新幹線・0系の置き換えとして、「のぞみ」だけでなく、「ひかり」にも来春から投入が
  予定されている700系。しかし、投入されるのはいま走っているような700系ではないようです。

    もうすでに愛称も決まっており、その名も “ひかり Rail Star”。ボディーカラーは従来からの
  白ではなく、500系と同様にライトグレートのことです。

    内装はもっと凝っていて、一部の指定席に「オフィスシート」として、パソコンが利用できるよう
  大型テーブルと電源コンセントが備えてあったり、家族などには4人用コンパートメントを4室も
  設置したりと、かなりのサービスぶり。
    他にも、指定席は「ウエストひかり」で好評な2&2シート、乗り継ぎ列車が検索できる
  タッチパネル式モニターなど、感心するばかりです。

    コンクリート問題で悪い話題ばかり先行してる山陽新幹線ですが、この新車で汚名挽回
  できればいいのですが・・・

    なお、詳しいことはこちらの ひかりレールスターのHP まで。
 
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