このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

Happy Together 北海道 ’97夏

旅行日:97.7.27〜8.1

<ただひたすら東京へ  6日目>

 日付の上ではもう8月、夏休みもあと1ヶ月かと思いながら、始発でとりあえず山寺を目指す。また例のごとく701系で、せめてもラジオで気を紛らわそうとしてもFM岩手は洋楽しかやっておらず、仕方なく既乗線区となる花巻を待って本を読み出す。

山寺での1枚。セミも鳴いており、「閑かさや 岩にしみ入る 蝉の声」といった感じだった  仙台を過ぎればあと一息。作並でオプティカル電車(カラフルなデザインの電車)とすれ違い、盛岡から5時間にしてようやく着いた。見学約3時間と書いたガイドブックの言葉をうのみにしたために、計20分ほど五大堂で下界の景色を楽しんだのにも関わらず、駅には1時間も早く着いてしまい、おかげで1本前の快速に間に合った。1015の石段は確かにきつく、途中でくたばりかけたが、3時間とはサバを読みすぎで、よく駅の看板を見てみれば2時間としてあった。確かにこれが妥当であろう。

 駅前の土産物屋で売っていたラ・フランスソフト(150円)を車内で食べながら時刻表を見れば、山形から左沢線に乗りに行ける事に気付き、寒河江付近のサクランボの木に山形らしさを感じたり出来た。そして快速「ざおう」で板谷峠を下り、福島からは719系、黒磯からは通勤快速、赤羽から京浜東北線、そして王子から営団で東大前へ、と乗り継いで父の部屋へ着いたのは23時過ぎ。途中庭坂のあたりでPuffyの「これが私の生きる道」に妙に懐かしさを感じたり(FM福島)、赤羽の直前で若さではSPEEDの上をいくFOLDERの曲を聴いたり(ニッポン放送)と、なかなかラジオには困らなかった8時間であった。


 最後はちょっと駆け足になってしまいましたが、先月から8ページに渡ってお届けした“Happy Together 北海道 `97夏”どうでしたか? タイトルがある曲のパクリではないかとか、ご批判があるかも知れませんがそのあたりはどうかお許しを。

 いずれにせよこの旅で感じたのは、北海道はやっぱり特急(=ワイド周遊券)で旅するに限るということ。皆さんもくれぐれも無理をしないようにして下さいね。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。


 ○写真1・・・山寺にて。セミも鳴いていて「閑かさや 岩にしみ入る 蝉の声」が本当に当てはまる雰囲気だった。


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