このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

いもむしの標識板


新可児駅

いもむしこと名鉄3400系お別れ運転から、名鉄の古き良き標識板を味わいましょう。新可児駅にて。運行日ごとに異なる背景色の記念標識を着けていました。これが後にオークションで貴重な副収入に化けるわけです。


板交換

犬山からここ新可児に到着後、しばらくは上の状態で「撮影会」。そして、おもむろに駅員様が登場です。「板替える?」と撮り鉄に確認し、いよいよ儀式の挙行です。「新可児」(裏は犬山)の板を抜くと、すでにスタンバイ済みの「御嵩」板が現われました。つまり、2枚一括投入可というわけで、進んでます!「御嵩」の板が使われるのは、道中この1回のみ(新可児11:28発)。後に御嵩から戻って来た際には、「急行」板を入れるサービスまでしておられ、マニアのためにありがたいことです。ちなみにこの標識板、鉄製ではなく、ベニヤ板のような木製です。関西大手私鉄のように両端駅を一挙に表示するタイプでないのが、名鉄らしさだと思うわけで。


犬山遊園駅

さて、御嵩遠征を終えたいもむし号は犬山から三柿野まで急行となります。当然「急行」の黄色板撮影で、犬山駅は大混乱。そこで、次の犬山遊園駅で待ちかまえました。光が反射したためか、縦筋が入ってしまいましたが、もとの板はすっきりきれいです。


犬山入庫

各務原線1往復の後は、広見線に戻って新可児まで2往復。全行程を終えて、犬山検車場に引き上げる際の1枚です。お別れ運転初日の頃は、板を抜き取った状態で入庫した模様ですが、この日は最後までファンサービスでした。人混みを離れて動きかけた電車しか撮れませんでしたが、これも一種の演出としておきましょう。私が現役いもむしを見た最後の瞬間でもありました。


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