このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

ああ165系


国鉄時代、急行用の電車として活躍した165系が、1999(平成11)年、突如として相次いで各地で廃車され始めました。大学生時代、実家への帰省に大阪〜名古屋間の急行比叡を利用したり、上京に大垣夜行を使ったり、あるいは紀勢西線や中央西線の青春18きっぷ利用の旅で各駅停車として運用されていた165系に乗ったものです。時代の流れとはいえ、残念です。手持ちの画像をご覧下さい。


新宮駅にて

  新宮駅(和歌山県)にて1999年9月末撮影。左側にJR東海紀勢東線のキハ58,28系ディーゼルカーが停まっています。こちらは非電化区間の急行用車両として国鉄時代に活躍したわけで、見事なツーショットです。この車両も時を同じくして徐々に現役を退き始めました。この日は右側の165系電車で和歌山から新宮まで4時間半余、乗り通しました。


御坊駅にて

  1999年10月より、紀勢西線の165系電車が次々と吹田工場で解体されていく様を通勤途中に見ることになりました。かろうじて残っていた(「散る桜、残る桜も散る桜」)編成です。御坊駅(和歌山県)で和歌山方面に折り返すところでした。2000年3月26日撮影。


大垣駅にて

  こちらは大垣駅(岐阜県)に到着する臨時急行くろよん・ちくま82号大阪行です。この臨時急行からも165系ははずれることになり、この年のゴールデンウィークからは381系電車が投入されています(新旧「くろよん」のどちらにも乗りました。後者の車内には、南紀のホテルの広告がありました)。この165系も上の車両と同じく、所属は日根野電車区でした。2000年1月4日撮影。


  尾張一宮駅の留置線でお昼寝中の神領区(JR東海)所属の165系。休暇期間中の「ムーンライトながら」混雑救済用の臨時大垣夜行に使用されていました。今晩も大垣から東京まで? 2000年4月2日撮影。【追記】この「ながら」救済臨、神領区の車両が2001年夏から113系に変更されるそうで。ここからも165系の引退です。


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