このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

★路線概要と沿線の現況(その2)

4.「長久手古戦場」〜「芸大前」間
 このあたりから家もまばらになり、ところどころのどかな風景が広がります。
名鉄バスの長久手車庫、そして「トヨタ博物館」を左手に見てすぐ、グリーンロードが下の県道を超えるために橋を渡るので、
東部丘陵線の高架はここから、道路の中央部から南側へと移ります。その道路から外れたあたりが「芸大前」駅です。


トヨタ博物館東側の立体交差橋。
画面手前側が藤ケ丘方で、奥が八草方です。
この橋の手前で、高架は道路の南側(画面右)へ、道路と併走する形で逸れ、
高架橋の南側に「芸大前」駅ができるものと思われます。
なお、この先には自動車専用道路「名古屋瀬戸道路」の長久手インターが、暫定的にグリーンロードへと
降りる形で設置されます。

5.「芸大前」〜「公園西」間
 「芸大前」駅を出てすぐ、南西方向から自動車専用道路「名古屋瀬戸道路」が、東部丘陵線と
グリーンロードとの間に割り込み、「CBCハウジング」のあたりに「長久手インター」が設置され、
ここで暫定的に道路は終わり、グリーンロード本線へと降りることになるようです。
東部丘陵線の高架はグリーンロードの南側をそのまま進み、県道・田籾
(たもみ=豊田市)名古屋線を超えてすぐ、
名鉄バス「一の井」バス停付近に建設予定の「公園西」駅へと到着します。


「前熊東」の立体交差付近。
この画像は、グリーンロードの立体交差を挟んで北側の側道で、東部丘陵線は反対の南側の側道側を走ります。
画面少し左寄りの赤っぽい円盤は、名鉄バス「一の井」バス停です。

6.「公園西」〜「青少年公園」間
 「愛知青少年公園」の敷地の北側を進みます。この区間はひたすら上り勾配となります。
勾配を登り切り、青少年公園正門ロータリーか、駐車場の北側あたりが「青少年公園」駅となります。


青少年公園手前の上り坂付近。
手前が藤ケ丘方で、東部丘陵線はこの画面の右側を道路に沿って通り、奥のほうに見える道路標識の右あたりに、
「青少年公園」駅ができるようです。

7.「青少年公園」〜「科学技術交流センター」間
 右手に「愛知青少年公園」、ちょっと離れて左手に愛知県立大学を見てすぐ、多分「ここが路線最高地点」
になると思われるあたりの右側が、車両基地の予定地となるようです。
路線が、長久手町から豊田市へと入ってすぐ「科学技術交流センター」駅となります。


長久手町と豊田市の境界付近。(境界看板が見える)
昔風にいえば・・・「尾張と三河の国境」ってことになりますか。
この周辺に「科学技術交流センター」駅が建設されるようですが、現時点で周りには人家はおろか、建物すら見当たりません。
路線が開通して後、最も利用客が少ない駅になるのではないでしょうか?
なお画面右側、青少年公園の敷地北東端には、車両基地が設置されます。

8.「科学技術交流センター」〜「八草」間
ここからは一気に下り勾配で駆け下り、グリーンロード「八草インター」付近で道路と分かれ、
国道155(248)号線を越えてすぐ、愛知環状鉄道「八草」駅の北西側が、終点の「八草」駅となります。


国道155(248)号線「八草インター南」交差点付近。
画面左側に見えるのが愛知環状鉄道の線路で、中央少し左寄りに見えるのが「八草」駅です。
画面頭上にはグリーンロードの立体交差が通っており、東部丘陵線の駅は、この道路の横あたりにできるようです。
愛知環状鉄道線八草駅とは、画面左側の大半を占める空き地を通る形で、連絡通路でも建設される・・・のでしょうか?

(画像撮影:2002年1月1日、2日、7日)

参考文献
「みちしるべ」Vol.6(愛知県名古屋土木事務所 名古屋東部丘陵工事事務所)
「スーパーマップル 東海三県道路地図」(昭文社)
「東部丘陵線 概略ルート図」(愛知県交通対策課ホームページ)
「愛知高速交通株式会社」ホームページ

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