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99.12.12訂補
07.02.01訂補
08.09.01訂補

(3) 風待茶房ならぬ汽車待酒場?

 出先、特に夜行列車の待合にはやることもなく、夕食をかねて一献いただくのであるが、列車待ちということで駅構内か、きわめて近くの店を使うことになる。基本的に歓楽街を嫌っているからでもある。もとより食にはこだわらないひとなので、グルメ志向の内容ではないのでご容赦いただきたい。こういうところは旅行者も利用するのでひとりでも入りやすい。チェーン店の居酒屋などは値段は安いがひとりではちょっと入りづらい。酒も紙パックの燗のような味のところもあるし何より客層が悪い。

【青森】
青森駅近くのホテルニューヤマトの一階の店(名前忘れた)けの汁とかいうのと十和田なんとかとかいう地酒がうまかった。ホテルはあんまり良くなかったが、、。あと夜行の待ちなどには駅前の小さな飲み屋が渋くて良い。
(03/05追加)
駅前通りにある「鱒の介」ヱビスビールもあり、料理も比較的安価。店員の数の割に店が広いのでグループが来るとたいへん。ニューヤマト一階の店は「じょっぱり亭」。いずれも地酒が何種類かある。駅前の小さな店というのは「井戸端」もつ焼き・煮込みがメイン。

【八戸】(01/05追加)
駅前ではないので汽車待ちとはいいがたいが、駅からバスで行く繁華街にある炉端「さめ八」。魚が豊富で価格もお手ごろ。何を頼んでいいかわかりかねる向きにはお薦めのものを尋ねていただくのがよい。駅に戻る方は帰りのバスの時間を確かめて!! (夜遅くは注意)

【秋田】
秋田駅前の「太平山」きりたんぽ鍋と辛口酒をいただいたものである。ホテル難民となりかけたとき(別掲)にも時間つぶしに寄ってたらふくいただいた。

【仙台】
駅から離れるがおでん屋の「三吉」。ほとんどおでんしかなく、夏でももちろんやっていて夏に食べるのがまた通である。「三吉の馬鹿おやじには負けました」というフランキー堺さんの色紙があった。

【郡山】
(05/01追加)駅近くの「酒蔵 金寶」コの字カウンターが中央にありなかなか良い雰囲気。値段も手頃。酒も何種類かあり、呑み比べもできる。天ぷらがからっとしていてうまかったかと。16時頃からやっている。
(06/03追加)その「金寶」が休みだったので適当に入ったのが「半兵ヱ」。ここだけでなく全国的にあるらしい。一過性で終わりそうでちょっと心配な(?)「昭和レトロ」風。映画のポスターやらホーロー看板なんかが飾られ、BGMは古い曲ばかり。大まじめに「軍艦行進曲」までかかっていた。しかし客は昭和末期生まれみたいなのばかり(笑)。価格は安めで満足できた。詳しくは HP を参照。

【新潟】
駅前に「サラリーマン酒場」というのがあって、それらしい雰囲気を醸し出している。とりたててうまかったかは記憶にない。ビルの地下。今もあるかな?? 休日ウヤ。←この場所は建て替えになり東横インになっていました。
(07/02追加)手作り居酒屋「かっぽうぎ」新潟駅前店。最近ありがちな「ネオ食堂」風なのだが、夜は呑みどころとなる。越乃寒梅が何種類か飲める。「無垢」という純米版が\600円/1合、別撰(本醸造)で\500、安いのは白ラベル(普通酒)で\350、湯煎で燗もしてくれるので無垢でも(ぬる)燗で飲みましょう!! その他食べる方もいろいろあり、気づかず食べられなかったが牛すじ豆腐煮がうまそう。あちこちにあるようなので珍しい店ではないけどね。

【東京】
上野駅は地下鉄に通ずる地下道のところの名前も忘れた狭い店。
東武鐘ヶ淵駅近くの「もつ焼隅田」。汽車待ではないが、かつてのホームグラウンド(?)で、店舗改装されても全く同じレイアウトというのにはこだわりを感じさせた。近々移転か?
時間のある向きは寄ってみては? 煮込みのある期間がお勧め(10-3月)。酒は「たかの井」。
(03/09訂補)
上野駅地下は周辺開発により閉店の模様。
「もつ焼隅田」は03/08に閉店・となりの玉の井、じゃない東向島駅近くに移転開業した。
(07/03訂補)
久々に行ってみたその新店が休みだったんで帰ろうと思っていたところ、大通り沿い百花園バス停(里22系統他)近くに「もつ焼スミダ」なるもの発見。なんじゃこりゃ? 類似店にご注意か?と思いながら入ってみるとメニューの筆跡が同じじゃん!? 酔っぱらってましたんで曖昧ですが、店主によれば元々はこちらが発祥とかなんとかいうお話でした。ワタクシが行った日は「黒板メニュー」が何もなくもつ焼と煮込みで基本に返り、したたが呑ませていただきました!! 酒も鐘ヶ淵時代の「武の井」で、なんだかタイムスリップした気がしましたです。確か日祝休みだと聞いたような・・・。
その後、このカタカナの「スミダ」の方は07年11月末に閉店となりました。たまたま寄った日が最終日でした。写真は最終日の姿です。



(00/5追加)赤羽駅からスーパーホテル方向赤羽一番街商店街にある「まるます家」一見うなぎ屋だが店内は魚類からとんかつ(\500でつまみとしては結構ボリュームある)までメニュー豊富。珍しいサッポロラガー(大瓶)が飲める。酒は飲んでいないのでわからない。混んでいる。昼間からやっているらしい。

(08/07追加)森下 「魚三酒場」。同名の酒場が門前仲町にあって、かねてから気になっていたのだが、この度森下(高橋店)の方に初訪問。コの字カウンターが二つという作りの店。魚類が多く、安くてうまい。鰹刺身、アナゴ天ぷら、鮪竜田揚と瓶ビール2本で約2000円也。 居酒屋ジャンキー というHPに門前仲町の店の紹介が載っており、「1人か2人で新鮮な魚・貝を食いに行く店。但し、接客態度が気に入らない人には絶対向かない。」とあります。門前仲町ほどではないようですが、とにかく混んでいるので多人数では難しいと思われます。また、23〜24人座るコの字カウンターをひとりの店員が看るので注文が通っていなかったり刺身が十何分も出てこなかったりすることもあり、空気を読む力、注文や催促のタイミングを測る能力、キレない忍耐力が養われるまさに人生道場とでもいえましょう!!


16時オープン。まだ明るい時間なのに店内は超満員!!!!

(09/09追加)その「魚三酒場」門前仲町の方(富岡店)に行ってきました。ここは4階建てで1・2階はカウンター、3・4階が座敷らしいです。16時ちよっと過ぎに行きましたが一回は既にほぼ満席の気配なのでそのまま2階に。コの字カウンター2つにそれぞれ店員が張り付いているのは高橋店同様ですが、カウンターが若干小ぶりなのでこちらの方がオーダーしやすい(笑)かも。瓶ビール、酒数杯、鰹刺身、アナゴ天ぷら、「あわび」(ホントは「あら煮」を頼んだつもりなのだが(笑))で、ぶりつゆで締めさせていただきました。

ちなみに隣の「門前茶屋」もかつて行ったことがあります。
二人で冷酒をバカ飲みして18,000円も払いました・・

【三島】
(05/01追加)駅近くの「漁場」。生ビール\100の時があり、ありがたい。刺身から揚げ物までメニュー豊富。くじらもあり。たまたまだと思うが店内の有線放送で70年代後半から80年代なかば頃の懐かしい曲ばかり流していてつい長居をしてしまった。
(08/07追加)この店沼津にもあり、東横イン沼津駅北口正面のすぐ近くの店では期間限定だろうが、生ビール500円で飲み放題ってのをやっていた。7杯くらい呑んだ気がする(笑)。350円のお通しが付くので実質850円で飲み放題ってところか。

 「漁場」は倒産(?)により全店なくなりました。客は入っていたようでしたのに残念でなりません。

【名古屋】
(05/01追加)名古屋駅周辺に多数ある「世界の山ちゃん」手羽先がうまい。川崎や東京にもある(HP ここ )。

【大阪】
串揚げの「鳥の巣」。地下街にあり、結構混んでいたりする。ソースたっぷりでいただくのでビールの方が合うかもね。難波にも梅田にもある。ソースの二度づけはご遠慮下さい(笑)。
(05/01追加)新世界(通天閣近く)の「やまと屋」生ビール二本か酒二合で小ジョッキ/一合酒がおまけになる。どて焼きがうまい。寿司店や立ち飲みの店もあるが筆者は座れる2号店を利用する。地下鉄動物園前か環状線・南海の新今宮が近い。近くに安宿多く、滞在するとはまってきます。


ジャンジャン横丁 アーケード街にあります。


(07/05追加)阪急十三西口の「十三屋」いかにもの飲屋街にあり、混んでいるが良い雰囲気。メニューは豊富、瓶ビールはキリン大瓶なのだが、普通のラガーとクラシックとあるので頼む際はクラシックラガーを頼みましょう!! 地下鉄・市バス一日券をお持ちの方は大阪駅からバス利用がよろしいかと。

【姫路】地下街のはずれの炉端焼きの店。鯨をいただいた。うまい。

【岡山】(08/12/01追加)
駅近くの「魚河岸 えびす」おもしろいシステムでメニューにある商品番号を自分でオーダーシートに書き込むというもので、焼酎も水割り、湯割りなどそれぞれに番号がふってあります。博多の養老でこれの近代化したものがありましたがここのは簡便なもの。ひとりでも入りやすく、隣りに来た勤め帰り風のお姉さんはひとりで現れて夕食代わりにビールと焼酎を飲んでさくっと帰っていきました。はじめに2時間までとなっていますと言われまして十分だろうとのんびりしていたらきっちり時間いっぱい滞在していました。


【広島】
駅ビルのお好み焼き店を使う。普段は昼は飲まないのだが、ここは昼でもビールをいただくことにしている。

【中村】(03/09/02追加)
居酒屋「善八」全く汽車待ちではないが、駅から離れた市街地にある。良い雰囲気の店。「観光の人は二度と来ないからいけねえや」と言っていたが、筆者はこの町三回目であった。場所柄なかなか行けないところだね。天神橋10番地。

【博多・九州各地】
博多駅地下の「カロ(KAROだと思う)」初めて遠出をしたときに夕食に寄ったのだが、定食を取るつもりがみんな酒を飲んでいたのでつられてビールを頼む。当時17歳。
その後も何度か使ったが、ある時どこかのおっさん(一見教授か企業セミナーの講師風)と意気投合、というか勝手に向こうが意気投合したのだが、勘定をみんな払ってくれて風のように去っていった。

博多駅交通センター地下に立ち飲み屋があって、100円玉を入れるとコップ一杯分の燗酒や焼酎が出てくる自販機(?)が銘柄別にあっていかにものんべ向きだったのだが、その後何年かして行ってみるとなくなっていた。

長崎駅歩道橋脇の名前を忘れた狭い店。あかつきの待ちで利用。
(99/12追記)九州内は駅構内の関連会社「驛亭」がおすすめ。元は直営店とか。博多と都城と鹿児島に行った。

(05/01追加)博多駅南口の「養老の滝」は客がリモコンでオーダーするというスタイル。他店でもあるのかも知れないが、口をきかなくていい(笑)し、会計の途中経過がわかるのでありがたい。

最近はあまり夜行も使わないので、ホテルα-1の館内の施設で済ませたりする。
ほろ酔い加減で夜行列車に乗るってのがまたよいのである。
で、翌朝降りる時はしゃきっとしていたいものである。

(訂補00/05/25)
「富山駅地下の名前を忘れたおでん屋、筆者晩酌指定酒の「銀盤」がある。」
の記載について、再訪したが酒は「立山」になっていた。それはともかく、おでんすら品切れのもの有り、他のメニューも少なく経営者代わったのかわからないがこんなはずではなかったかと。よって指定を解除する。店名も判明したが記載はしない。何かあっては恐いので静かに(笑)していましょう。

「汽車待酒場」推薦店がありましたら教えて下さい。
・原則として駅構内や駅から徒歩圏内。
・ひとりでも入りやすいこと。ひとり客の多いところ。団体やサークル崩れ(笑)のいないところ。
・安いところ。\300台からあるところがよい。
・立ち飲みは雰囲気としてはよいのだが、散々街を歩いた後で疲弊しているので座って呑みたいものだ。
・当然ですがカラオケやけばい女がいないところ(笑)。

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