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00.04.06新規
2000年3月改正で山陽新幹線に700系の新型車両「ひかりRail Star」が登場した。ちょうど機会があったので早速乗ってみた。 この車輌の概略を説明すると、オール普通席で、指定席が2&2シート、4人用個室を備えている。指定席の車端部に大型テーブルと電源を備えた「オフィスシート」を設けるなど新たな試みが盛り込まれている。 運転区間は新大阪-博多で、飛行機対抗すべく所要時間短縮をはかったほか、のぞみ号や九州四国の各線への接続も配慮されている。 今回乗車したのは広島-新大阪間で、当日の指定席空席状況ではRailStarだけが指定席が△か×になっていた。最近では一般客も700系とか500系とか形式を言うようになり可能な限り選んで乗ろうとしている傾向が見られる。こういうこともあろうかと指定はだいぶ前にとっておいたので自分の席は4号車7A。すでに隣には男だか女だかわからないひとが座っていた。(多分女性でしょう) シートも幅が広く隣に人がいても気にならない。そのあとに乗った100系の普通席がたいそう狭く感じられた。肘掛けにドリンクホルダーがついていてペットボトルをおくのに都合がよい。 この4号車は「サイレンスカー」となっており車内放送もなく、電光表示のみ。車内販売も無言。座席前にはチケットホルダーがあり、寝ていてもOKで、検札(車内改札といわねばいけませんね)もそーっと来る。名鉄特急でその昔客たちがやり始めた"枕カバーチケット差し"が公認となったようなものである。 かねがね「ジャリ禁(禁児車)」「グル禁(グループお断り)」の車輌が出ないかと願っていたが、これは実現への第一歩といえる。さすがに車内は静かで結構な雰囲気である。筆者は実乗3時間を目安にグリーン車を利用することが多いがこれなら普通車でも充分である。安くてありがたい。 惜しい点と言えば、 ・中間車のため通り抜け客がいる。8号車にしたほうがよかったかも。 ・案内放送は基本的には全くないが、最初と最後くらいはあってもよい。 といったところ。 グッズ類には滅多に手を出さないのだが、携帯ストラップを買ってしまった。\800のわりには(?)ちょっとおそまつか? 「サイレンスカー」は指定席が何両もあるような編成ではほかでもできそうで期待したいが、あちこちで増えるかどうかは今後の客たちの振る舞いによっても左右されるであろう。せいぜい主旨を理解して利用して欲しいものである。 |
★00/10追記 サイレンスカーの案内放送の件、先日乗車した際は終着のみアナウンスがあった。変わったのか前回が間違っていたのか、やはり最後くらいはアナウンスがないと締まらない。 |
★03/05追記 サイレンスカーの座席で携帯電話を使う大馬鹿者(いい年をしたくそリーマン)がいて殺意を感じた。こういう輩を見たら勤務先に押し掛けて従業員の再教育をねばり強く要求しよう!! |
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