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01.07.30新規
2001年3月23日名古屋ガイドウェイバス「ゆとりーとライン」が開業した。バスが専用軌道と一般道の両方を走るという点が日本初の新交通システムといわれるゆえんである。専用「軌道」とはただのバス専用道ではなく、軌道扱いとなるもので、前輪の前に何というのかわからないが横にタイヤが出てこれで軌道内を走る。運転士はハンドルを操作しない(持ってもいけない、手は行儀良く膝の上)。 名古屋は大曽根駅から小幡緑地までが専用軌道区間でバスは軌道内折り返しの他、その先の中志段味、高蔵寺、瀬戸みずの坂まで走る。 名古屋ガイドウェイバス(株)は神戸高速鉄道みたいなもので、名古屋市交通局と名古屋鉄道とJRが乗り入れている。軌道免許を取得したそれぞれの職員が運転する。 実は開業数日前にこれの開業で名古屋口が消える瀬戸西線に乗ってみたが、渋滞もあり名古屋から瀬戸市までだいぶ時間がかかった。沿線に見える高架軌道が広島のアストラムラインに見えたものである。 今回のガイドウェイバスはさすがに専用軌道のため、渋滞知らずのスイスイ運行である。高架を走る様はレールバスのような気がしないでもない。駅には一旦停止する。 確かに鉄道や新交通システムを作るよりは安上がりだと思われるが、あえて特殊な車両のいるこの方式でなくても高架化したバス専用道でも充分事足りる様な気がした。 高蔵寺まで名古屋鉄道車で往復したが、みんな軌道内では列車のごとく指差確認喚呼していたが一般道に入ると何もしなくなるのが厳格(笑)でおもしろい。 ゆとりーとカードというバスカードを買ったが、市バスや地下鉄では使えないとのことで失敗した。 |
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