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二千年の旅 PART1
♪ルールル・ルルル・ルールル・ルールールールールー・・・・
鉄子:皆様、新年明けましておめでとうございます。黒鉄鉄子です。今年も「鉄子の部屋」をご覧下さるようよろしく
お願いします。今年は西暦2000年という節目の年ですネ!また20世紀最後の年になります。お待たせしま
した!kobin3110さんのさすらいの旅が今年も始まります。3110さん、明けましておめでとうございます。
西遠:チャオ!鉄っちゃんもお元気?
鉄子:あらま!3110さん、また、名前が変わったのですか?
西遠:はい。西遠(さいとう)と読みます。今回の「二千年の旅」は「西へ遠く」へ行って来ました。
鉄子:そうですか!それでは、旅の模様をご覧下さいませ。
西遠:スタート!
スタート!
2000年1月5日(水)
境町 7:11 2403レ → 伊勢崎 7:23 東武伊勢崎線 8000系6両
今回は自宅前の駅から出発進行!今回は平日休みになったため、一人旅だ!
伊勢崎 7:32 428M → 高崎 8:01 185系7両編成
この列車は特急型車両。3110はグリーン車に乗車する。アレレ?青春18きっぷって、グリーン車には乗車できない
はずなのですが、これってルール違反なの?とお思いでしょう。この列車の時刻表を見ると、どこにも「グリーン車の
記号は」書かれていません。つまりこの列車のグリーン車は普通車扱いなので、普通乗車券のみで乗れるのです。
ですから、18きっぷでも乗車可能です。さすがグリーン車はシートが違うね!バッチグーヨ!
高崎 8:25 727M → 水上 9:29 115系3両編成
今日の群馬の天気は晴れ。いい日旅立ちだ。右手に赤城山、左手に榛名山がくっきり見える。
水上 9:43 1731M → 越後湯沢 10:17 115系5両編成
水上でも雪の姿は見えない。車内はスキー場へ向かう若者で満杯!湯桧曽から新清水トンネルに突入!
土合駅はトンネル内にある駅だ。長い国境のトンネルを抜けるとそこはまさに雪国で、一面の銀世界。
新潟県に入ったのだ。
越後湯沢 10:35 3834M(快速) → 直江津 11:49 HK100型2両編成
車両は第三セクター北越急行のHK100型に乗車する。
北越急行HK100型 ワンマン快速直江津行き
六日町〜犀潟間は北越急行ほくほく線を走るため別途950円が必要になる。さすがほくほく線!最高時速110㎞/h
で走りまくる。
直江津 11:57 550M → 生地 13:22 419系3両編成
直江津では、JR東日本からJR西日本に変わる。元寝台特急電車583系を改造した419系電車に乗る。この電車は
シートピッチが広くでかい3110には乗り心地がすこぶるいい!!
419系電車(鉄道ファンでは「食パン電車」と呼ぶ。似てる?)
梶屋敷を出ると電車は直流区間から交流区間へ変換されるため車内灯が消える。親不知を過ぎて、富山県に入
る。生地で下車。生地の駅前には、すごい名水がある。北アルプスの雪解け水が湧き水となって、コンコンと流れ
出ている。
名水「清水の里」
ひとくち飲んだときにの、生き返るような水のうまさ!日本名水百選「清水(しょうず)の里」の水で、角のない、
まろやかな味。舌に鮮やかな感触となって残る水だ。3110はコップで5杯も飲んでしまった。車で駅前にやって
来て、容器に水を汲んでいく人達が後を絶たない。3110の知っている範囲では、函館本線・倶知安駅前の名水
と並ぶ”駅前名水”の双璧だ。駅の南側には黒部生まれの世界企業YKKの工場が目についた。
生地 13:53 552M → 富山 14:28 475系3両編成
富山では、必ず3110は「ますすし」を買ってしまう。うまいんだなぁ、これが・・・・
富山 14:34 442M(金沢〜小松間快速) → 芦原温泉 16:35 413系3両編成
金沢を過ぎ、福井県に入る。北陸地方の天気も快晴。しかも地面には雪もない。暖冬なんだなぁと思う。
もうすぐ夕暮れ。この駅で下車。
といっても、駅近くに温泉がないので、バスに乗る。
芦原温泉駅 16:45 → セントピアあわら 17:04 290円 京福バス 東尋坊行き
ようやく到着!
セントピアあわら
芦原温泉は福井県最大の温泉地で、全部で70軒以上の温泉旅館・ホテルがある。ここには絶好の立ち寄り湯
「セントピアあわら」(入浴料500円)がある。3110は早速館内に入る。画像にあるように近代美術館を思わせる
ような洒落た建物だ。展示コーナーには、「温泉とは何か?」といったパネルや、日照りだった1883(明治16年)
に、あちこちで井戸を掘ると、湯が沸き出したという芦原温泉の歴史を紹介するパネルが展示されている。
また、館内で生卵を買うと、自分で温泉卵が出来る。
ここの湯は素晴らしい!「天の湯」(3階)と「地の湯」(1階)があって、水曜日ごとに、男湯と女湯が入れ替わる。
3110が入ったのは「地の湯」が男湯。ふんだんに木を使った大浴場の湯船には、高温の湯と低温の湯に仕切ら
れ、打たせ湯や寝湯、釜風呂(蒸し風呂)などがある。あー気持ちいい!!天国極楽!!泉質は含塩化土類
食塩泉。実際に飲んで見ると塩辛い!!このセントピアあわらは平成6年芦原町が建設したもので、第三セクター
「セントピア芦原」が運営している。平日は平均870人・週末は平均2,000人も利用し当初計画の2倍の利用客。
銭湯とユートピアをもじっての「セントピア」なのだろうが、温泉天国そのものである。
湯に浸かって3110は疑問に思った。子供や年輩ならともかく生えたての中学生らしい若者でさえ、前を隠して
いなく、皆フルチン状態!摩訶不思議!やはり土地柄か?
この湯は本当に温まる。湯から出てもしばらくは汗が吹き出ている。顔は真っ赤!でも気持ちいい!
休憩室で6時のニュースを見る。福井中央郵便局で年賀アルバイト高校生が配達がイヤになって年賀状1,300枚
を川に捨てたり焼却していたことがわかった。郵便法違反で書類送検された。
セントピアあわら 18:20 → 芦原温泉駅 18:31 290円 京福バス 芦原温泉行き
外はすっかり日が暮れ、バスに乗り駅に戻る。
芦原温泉 18:41 5362M・244M → 敦賀 20:06 475系6両編成
3110は列車内で晩酌。500ml入りのビールの2本も飲んでしまい、目の前は♪飛んで飛んで飛んで飛んで飛んで
飛んで飛んで飛んで飛んで〜回って回って回って回〜る。
敦賀 20:33 146M → 長浜 21:20 419系3両編成
3110は泥酔状態にも関わらずちゃんと次の列車に乗り換えているのが摩訶不思議!
長浜 21:22 3671M(新快速) → 京都 22:29 223系12両編成
俊足223系で120㎞/hですっ飛ばす。京都で下車。しばらく京都駅ビルの屋上「青空広場」で酔いを醒ます。
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