このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

夏を懐かしむ旅〜南へ〜

平成12年9月9日(土)

本日の9日がメインの旅。朝5:30に起床し、6時Y.H.出発。浜寺公園内は犬の散歩や走っている人に多数会う。東羽衣から乗車する。

東羽衣 6:39 → 鳳 6:42 JR阪和線(羽衣線) ワンマン鳳ゆき 103系3両 

車内はガラガラ状態。しかし天気は晴れてきた。

鳳 6:45 4587M → 和歌山 7:37 JR阪和線 223系前5両(関空快速)関西空港ゆき
                             +後3両(紀州路快速)和歌山ゆき


関空快速+紀州路快速

3110は後3両の「紀州路快速」に乗車する。途中、日根野で分割して発車。電車は和泉砂川を出ると山間部を走り和歌山県に入る。そして終点和歌山で下車。

和歌山 7:42 229M → 和歌山市 7:48 JR紀勢本線 ワンマン105系2両      
和歌山市 7:55 228M →
 和歌山 8:01 JR紀勢本線 ワンマン105系2両

ちと時間があるので紀勢本線の始発駅まで往復する。単線なのでまるでローカルの感じだ。和歌山市駅は南海電鉄のホームを借りている感じだ。

和歌山 8:19 9921レ → 新宮 13:33 JR紀勢本線 きのくにシーサイド1号 新宮ゆき

 


 列車の編成は、新宮から DE10 1152(ディーゼル機関車)+1号車(スハフ12 128)+2号車(オハ25 57)+3号車(オハ12 228)+4号車(オハフ13 27)である。全車両座席指定で、3110は1号車に乗車。

 
きのくにシーサイド号(先頭車)          2号車(展望車)


4号車(座席車)

<きのくにシーサイド号とは?>

 1999年4月29日から9月19日まで、和歌山県南部を中心に「ジャパンエキスポ 南紀熊野体験博 リゾートピアわかやま'99」が開催され、JR西日本がこれに合わせて紀勢本線串本〜新宮間で4月29日から展望列車「きのくにシーサイド号」の運転を開始したもの。
 同列車では、既存列車では体験できない空間の創造をデザインコンセプトに設計され、ごく一般的な博覧会と違い特定の会場を持たない南紀熊野体験博で、シーサイドビューを楽しむひとつの体験博会場として運転された。
 1・3・4号車は座席車(クルージングキャビン)で、定員は1・4号車は各40名、3号車は44名と少ない。列車合計定員は128名しか乗車できない。381系特急型電車のグリーン車の3列化改造で発生した腰掛けの再利用による、ゆったりとした大型のリクライニングシートが特徴↓。


座席車の客室内

大柄の3110もゆったりとくつろげる。腰掛けはテーブルを挟んで対面式に固定し、荷物棚を撤去して腰掛け背面に荷物台を新設してある。天井は吊り天井風で、蛍光灯には遮光板を追加。複層ガラスで固定化された側窓は二重カーテン式で、壁面照明が追加設置されている。

 今年は和歌山まで延長運転され、長時間楽しめるようになった。列車は周参見(すさみ)を出ると熊野灘沿いに走る。そして3110は2号車の展望車へと移る。2号車は、トロッコ車両を思わせるオープンスペースの展望車(パノラマデッキ)で、大型窓ガラスを随所に採用したハイデッカー構造。内装は石風のタイル貼りとなっている↓。


山側にテーブル6個と腰掛12脚が設備されているオープンスペースの展望車
大型窓に囲まれ開放的だ!

どうです?すごい豪華列車でしょう!ところで気になる乗車料金は?普通乗車券と座席指定券510円で乗車O.K,!だから18きっぷでも乗車可能なのです。この旅の続きは次ページへ!

 

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください