このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

ハウスメーカーを考える

契約のこと(筆者の反省も踏まえて)
 これは契約解除という残念な結果にならなければ関係ないことなのかもしれませんが、メーカーさんによって「会社の姿勢」にかなり差があると思います。たとえ客の一方的な理由で解約することになっても「一度もらったお金は絶対返さない」ところと、「実費以外は返却する方向」のところの2通りのやり方があるようです。
 これは実際筆者が事前に約款のひな形をもらったものを転記させていただきます。どちらも「超」が付く大手ハウスメーカーです。

A社「客の都合または客の責に帰すべき事由により、この契約が解除されたときは、契約手付金は違約金として会社が収受し、会社はその返還を要しないものとします・・中略・・解除による会社の損害額が契約手付金を超えるときは、客は当該超える額を契約手付金に付加して支払うものとします。」

B社「客は、会社の工事完成前においてやむを得ない事由のある場合は、工事を中止または本契約を解除することができます。この場合、客は、会社が要した諸経費を負担し、会社に生じた損害を賠償するものとします。」

実際解約が生じないと摘要にならない部分ですが、それでもこの文章一つで客に対する姿勢がよく分かるのではないでしょうか?実際、ネットで「ハウスメーカー トラブル」などで検索すると圧倒的に
告発系のサイトが多いのはA社の方です。それだけトラブルが多いと言うことです。つまりこの契約解除の場合の短い文章が全ての事柄に対して会社の姿勢というものを顕著に現していると告発系のサイトの多さからも証明されると思います。そして手付け金の基本額は200〜300万を要求されます。当然大金です!契約してからでは取り返しのつかない事です。契約事はくれぐれも慎重にしてくださいね!



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