このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

計画編(日記) 

(色々な材料・工法の選定過程です)


トイレカウンター
 工務店さんからトイレのカウンターに使う材が見つかったとの連絡をいただきました。今回予定されているカウンター材は3カ所なのですが、そのうちの一つが決定です。わが家に来る頃にはきっと磨かれて綺麗になっていると思います。




チョークで印し(丸く)が付いているところに唐津焼の洗面ボウルが取り付けられます。素焼きが終わりまして、これから仕上げにかかる予定になっていますので、参考になればと思い、窯元である 「からつ焼 炎群」さん に画像をお送りしました。今回は窯元さんにデザイン・色合いはお任せしていますので完成が楽しみです。
とはいえ、一応こちらの希望は
・唐津焼らしいデザイン
・粉引唐津か絵唐津か迷ったが、絵唐津で
・絵付けは草木系で
以上3点です。


塗り壁の検討
 現在塗り壁は、タイガーケンコート(吉野石膏)の薄塗り仕様になっています。が、色々完成したお宅を拝見させていただくうちに、もうちょっと欲張っちゃおうかなーという気が起きてしまい、ちょっと候補をピックアップしてみました。
ただ、わが家もいよいよ終盤戦で予算もきつくなってきていますので、あまり質感の良い高級素材は無理かな〜といった状況です。

 塗り壁は非常に多彩で、使う骨材でも変わるし、仕上げ材も入れる材料(砂、スサ、土、顔料等々)で色々な表情を見せてくれます。また塗り方(金鏝押さえ、磨き、刷毛引き、木鏝、櫛引き等々)でも色んな表情を見せてくれます。
 昨今の有害物質を吸着するとか云々をさっ引いても十分すぎる程の質感と満足感を建て主に提供してくれると思います。

     

1.タイガーケンコート 
 石膏ボードといったら 吉野石膏 と言うくらい有名なメーカーです。その石膏と珪藻土を配合して商品化されたものが「ターガーケンコート」です。これの薄塗り仕様ですが、それでもビニルクロスの3倍位になってしまいます。わが家は内部の塗り面積が250㎡位ありますので、これを厚塗り仕様などにすると、平米単価千円上がる毎に25万のアップになってしまいます。

2.チャフウォール
  チャフウォールジャパン が発売している、天然廃棄物であるホタテの貝殻ともみ殻が主成分の材料です。これは渡辺さんの建物探訪で紹介されたお宅が採用されており、質感が良さそうだったので使ってみたいなと思っていました。
 ローラー塗りが可能なようで、最悪自分で塗るかぁぁって感じです。
1kg6〜7平米塗れるようですので、わが家の場合39kg必要になります。1kgあたり安いので4200円ですから、材料だけで16万円以上になってしまいます。材料単価は平米680円位ですから、最安値のビニルクロス並ですね!通常のビニルクロスは材工で千円ちょっとですから自分で塗ることが出来ればかなりお安い投資で質感を上げることが出来ると思います!ただし、新規の場合は下地ボードの目止めなど処理が必須になるので、そう簡単にはいかないと思いますが・・(^_^;)

3.タナクリーム(石灰クリーム)
 これもDIY派には定番となりつつあるのではないでしょうか。 タナカ石灰工業
が発売元で、他に土佐漆喰なんかもリリースされています。
 こちらはコテ塗りが必要になります。中塗り用20kg6500円(10〜13㎡/缶)、上塗り用20kg8000円で20〜24㎡/缶ですから、わが家は21万円で材料代はあがります。ただし最初は下地処理が必要ですから左官屋さんにお願いするとしても、メンテは自分で出来るのでランニングコストは良いのではないでしょうか!?

4.カルヌーヴォ(本漆喰風塗料)
 こちらは 日本プラスター の商品で、かなり評判が良いらしい。こちらはコテとローラーの両方が可能で質感は漆喰の表現が出せるというのが売りのようです。
 漆喰仕上げが材工の設計価格が6千円に対し、4千円/㎡でいけるのが魅力です。



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