このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
築120年の農家を修繕する大工さんのありがたい言葉 |
築120年の農家に住む友人がいまして、ちょこちょこ大工さんに来てもらって修繕しているそうなんです。 その大工さんから興味深い話を伺うことができました。 ちょっと箇条書きっぽいんですが、まとめてみました。 ◆100年の木は? 木は100年経つと、およそ1cm細くなるんだそうです。実際4寸の柱が11cm位になっていました。 木組みの家は、木だけで組む事で、縮みを全体的に均一にすることが出来るそうです。細くなっても全体的に細くなるので接合部も緩むことがないそうです。 これが、一部だけ(例えば見える所だけ)ワックスやニスなどの塗料を使ってしまうと、たちまち収縮のバランスが崩れ、長持ちしない家になってしまうと仰ってました。 金物も然り!だそうです。 「木にとって水ぶきが一番ええ!」これが大工さんの決め言葉でした ◆木の種類 大工さんも時代の流れか、新建材で建てられた家の改修もやるそうなんですが、その現場を体験しての一言。 ベニヤは論外だそうです。日本の気候では一度水を吸ったベニヤは全く使い物にならないそうです。特に昔のベニヤはどうにもならんと行っていました。 次に輸入された木材・・これも多くは日本の気候に合わず、実際長持ちしていないそうです。 やはり国内、特に良いのは近場で採れた木で造るのが一番だとおっしゃっていました。 ◆冬目の木、夏目の木 この辺は説明受けたんですが、さっぱりわかりません(^_^;) 要は上手くこの辺を組み合わせないと、長持ちする家にならないんだそうです。 あとは木に詳しい方がいらっしゃれば、フォローよろしくです! |
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