このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

結果転送レバー

連乗計算等に使用します。

加算 13×25×35=?
通常の手順で13×125の計算を行う。
結果数表示窓に、答えの「325」が表示されている。
置数表示窓の表示をリセットする。
置数クリアレバーを手前に引いたまま保持し、
結果数転送レバーを親指で左に引く。
結果数表示窓の表示をリセットする。
結果数がリセットされ、
同時に結果数表示窓の数値
(13×125の計算結果の「325」)が
置数表示窓に転送される。
続けて×35の計算を行う。

この応用計算のための構造は、すごく簡素というか、
基本計算のために用意されてる機構を、
うまく利用する様な仕組みで実現されてて
ちょっと驚きです。

説明しづらいのですが、
置数入力ノブの下方に歯形がついているのです。
結果数転送レバーを作動させると
置数入力ノブの歯形が、結果数表示窓の内部の
数字の記されたドラムに付いている歯車と噛み合うようになっています。
次に結果数クリアレバーを引くことにより、
結果数のドラムが戻る分、置数入力ノブが回り(進み)、
その結果、結果数表示窓の数値が置数表示窓に転送されるという
巧妙な仕組みになっています。

これを知った日は
とても得をしたような気分で眠りました。


倍数表示窓の超テクノロジー

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