このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

鹿瀬町(7) 水鏡(2)



H15.05.10(薄曇) 水鏡を狙って、鹿瀬町・豊実・徳根集落に行った。
 (鹿瀬(4)の一個上流) 国道459号線沿い(新しい橋を建設中)は駐車スペース
 が無い。集落の方へ降りてみると、4台くらい駐車できそうな所あって、丁度、
 満車くらいのカメラマンがいた。線路が良く見える。私もそこで撮る事にした。

 汽車を待っている間、見渡すと、春の野草が満開だった。
 
  ハナウド(セリ科)
  シシウド類もたくさんあって分かりづらいが、
  可憐な感じがあるし、山の川岸に咲いている事
  からも、ハナウドで良いだろう。
 
 
 クサノオウ(ケシ科)
 黄色の十字状の花。すっきりした茎。
 
 茎を切ると、黄色の液が出る。
 この液は瘡(くさ、=湿疹)に効くらしい。
 逆に言うと、有毒でもある。

 アオマムシグサ(青蝮草) サトイモ科
  緑色の嚢状の仏炎苞、一箇所だけ長く、花の上に
  ひさし状に伸びている。葉は2枚つき、大きさが
  不揃いの小葉が鳥足状につく。

 修飾語無しのマムシグサの仏炎苞は淡緑〜淡紫で、高さ1m
 小葉は楕円形。関東以西に分布。花期4〜6月。偽茎にまだ
 ら模様あり。
ミミガタテンナンショウ(耳形天南星)は、仏炎苞
 は濃紫〜暗紫で、口辺部が左右に耳たぶの様に張り出す。
 高さ70cm。花期4〜5月。
 ウラシマソウは、茎の根元の方に花をつける。花期3〜5月。

 苞(ほう):花の付け根にありつぼみを包んで
  保護している葉。
 
 ヤマブキ(山吹)
 枝が細く、風に煽られるが、
 枝一杯に黄色の5弁の花を咲かす。

 太田道灌の句「みの一つだに・・・」だが、
 じつは、実(み)は付くらしい。
 ("みの"は本当は"蓑"らしい)

水鏡は、まずまずだ。
崖崩れ防止のコンクリートと、鉄橋の間に、小さな崖崩れがある。
(崖崩れを含め)鉄橋を入れるか、コンクリート部だけにするか?
迷っている間に、半端な所でシャッターを押してしまった。
(文句なく、機関車は鉄橋の上でしたね。)



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