このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

喜多方SL (7)



H16.04.24(曇時々雨)、
前日は宿直当番で、早朝出発の山歩きは無理だ。
天気が悪いので、気温も低く、SL撮影向きかなと思い、
喜多方市西縁の慶徳トンネル出口に出かけてみた。

例によって、途中や帰り道で、植物(花)を撮影した。

 
 高さは30cm程。
 幾重にも重なる黄色い花びらが、
 なかなか綺麗だが、名前は不詳。

カキドオシ(垣通し)

 花の時は直立しているが、やがて蔓になり、垣根を
 通ってくるので付いた名前。葉は腎円形で鈍鋸歯あり。

 唇状花(筒状で先端が花びら状に開く)。
 平地のいたる所に生えるが、今日の天気もあって?
 みずみずしかった。


ヒメオドリコソウ(姫踊り子草)

 平地なら、どこにでも咲いている。
 大きくなると見苦しいが、この位だと、可愛い?

 中央は、言わずと知れた、
ツクシ


松野集落から山に向かい、線路にぶつかった直後、ガードをくぐった
向こう側に、(皆さん利用している)駐車スペースがある。そこは、大木の桜が
満開だった。(鑑別点の観察不足で、間違っているかも知れないが)、
名前を同定してみよう。

エドヒガン(江戸彼岸)
 日本の桜で一番長寿で、各地に残っている名木は、
 ほとんどこれだ。高さ20m程になる。名木は枝打ち
 され、枝がジグザグ曲がっているが・・・。

 花の直径は2cm程、萼筒に
 膨らみがあるのが特長。
 花季は3〜4月。

 樹皮は大木になると、
 割れ目ができる(→)。

トンネル近くでは、また雰囲気の異なる桜があった。

ミヤマザクラ(深山桜)
 高さは10m程、樹皮は横長の皮目が目立つが、
 山桜の様な光沢はない。花は、5月頃、5〜6個
 まとまって咲く。緑色の葉もほぼ同時に出る。
 
 この木はまだ葉が大きくないが、踏切近くのは、
 緑一面の中で、花も満開だった。



 コブシ(辛夷、拳)

 白い質感のある6枚の花弁。
 タムシバとの違いは、花の下に
 葉が一枚付いている事。
 樹高は10m程になる。


トンネル出口に降りて、汽車を待つ。

「シャー」という、滑り降りる様な音が聞こえた。
不吉な予感!



あ〜、やっぱり! 煙が無い!
トンネルの中から、既に下りだったんだ〜。

その気が残っていたら、秋に山都側の出口を撮るか〜・・・。


今朝は、雄国山塊の稜線に、
雪が降った様だ。

その直ぐ北(坂下町北部にて撮影)、桧原湖西部付近なので、
高曽根山だ。余り高くないピークだが、そこだけ、雪化粧だ。
(登山道はなく(私有地?)、残雪期に登る山として地元では有名な山だ。)





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