このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

秋の銚子の口


撮影日:実は 10/14、紅葉は 11/03

  川岸までの短い道程に、たくさんの実があった。

 アブラチャン(油瀝青)
  果実や樹皮の油が灯火用に使えた。

  花も見てみないと断定できないが、正解だろう。
 
 コマユミ(小真弓)
 ニシキギと同じだが、枝にコルク質の翼が出ない。
 実の大きさは同じ、3x6mm位。
 
 
 クワツカ(鍬柄)
だろう。 実は長径9mm位。
 葉は、長径5cm位、先端が細く尖がり気味。
 木が硬く、鍬の柄に使われた。

 イバラ(茨 )系も似た実を付けるが、刺がある。

 アオキ

 枝が緑、葉が厚め、実は長径2cm少し凹みあり。
 クサギ
  枝を折ると、悪臭がするらしい。
  夏の終わりに、白い、筆字の”大”の様な花を
  つける。葉は大きい玉形

 線路に向かう(途中で引き返した)藪にあった。

        (三川村では49号線の道端にもあった。)
 アオツヅラフジ  だろう
  蔓茎沿いに実の房が散在、ハート形の葉(玉子形も有る)
  昔、この蔓で、篭(かご)を作った。昔話「舌切り雀」のお爺
  さんが背負っていた、葛篭(つづら)だ。
 
 葡萄状の実
山葡萄:葉は20cm位で三分す、エビ蔓:葉に鋸歯あり。
 ハート型葉で蔓性:山芋:1cm位のむかご(種芋?)がつく、
  イケマ や ガガイモ:実は細長い
 
 実の皮が紫色だ、
 ミツバ アケビ。
 
 ヤブコウジ (藪柑子) (別名 十両)
  輪生状の葉は光沢あり、気の高さも10cmチョイ。
  

 ハイイヌガヤ(這犬榧)

  葉は4cm位で、2列に整列。実は紅紫色(写真は茶色も
  入ってるが)。
常緑低木。
  幹は長方形に剥がれやすい皮あり(→)。

 イチイやカヤは高木。イチイの実は赤・球形。
 カヤの実は先端とがる。伽羅木は葉が螺旋状。
 
 イヌツゲ
    黒い球形の実、葉は長径3cm弱。
  植物の名で”犬”は”役に立たない”という意味があるらしい。
   ナツハゼは、葉がもう少し大きい。
 


 H14.11.03(連休中全て)雨だった。紅葉も1週位早かった。しかし、
 (来週は仕事で来れないし)待ちきれず、撮影して来た。

 (←)イロハモミジ
。小さな葉で、5〜7裂する。小さく、細身で、
 繊細な美しさがある。(写真の葉は病的に赤いが・・・)
 (ヤマモミジも7裂だが、もっと太身で、野暮ったい)

 (→)8〜9裂している。先端が、イロハモミジ
 の様に細いが、コハウチワカエデだろう。
 混ざり合った雑種か?

h14.11.03、雨模様で、銚子の口の流れは、激しかった。
山際には、薄い霧が湧いていた。
紅葉ベストには1週程、早かった。(画像上で、少し紅葉調強めた。)



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