このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

会津駒ヶ岳・中門岳(1)



H15.07.26(曇時に雨)、(これまで、易しそうな所2〜3ヶ所登ったので、)
会津駒ヶ岳(あいづこまがたけ、2,132m)・中門岳(ちゅうもんだけ)に、挑戦してみた。

滝沢口、3.6h
 7/26、曇
なだらかな稜線を、
 緩やかにうねる木道。
道路地図(マピオン)
1/2.5万 地図:会津駒ヶ岳
桧枝岐、燧ヶ岳
山・高原地図:
14 尾瀬
ルート



会津駒ヶ岳は、福島県桧枝岐村に有る。国道401(=352)号線を南下、
 伊南村高畑スキー場を過ぎ、桧枝岐村アルザの里・スキー場を過ぎて、
 桧枝岐中心街直前の道路沿い右に、会津駒ヶ岳(桧枝岐/滝沢橋)登山口
 がある。(国道少し手前のテニス場に数十台の駐車場もある)

 最初は林道だ。実は、そこから歩程30分の所が 本当の登山口(滝沢登山口)
 で、10台ぐらい?の駐車場がある。路肩の広い所にも数台停められる。

 私は、(有りがちな事と予測し)軽自動車で出かけていた。車で滝沢登山口まで
 行ったが、余裕を持って駐車できそうなスペースは無かった。
 私の前の車(1世代前のパジェロ?)は、あきらめて、下った。

 私も少し下ったが、軽自動車なら停車できるスペースを見つけ、駐車した。
 
 登山道の最初は、階段だった。
 (急坂なため、安全な道を切れないからだろう。)

 水場までの登りはキツイ。
 ”にわかトレッカー”の私は、頻繁に小休止を
 取らざるをえなかった。

  ツルアリドオシ (蔓蟻通し) 
  地上を這う茎から枝を分ける。高さ20〜60cm。
  葉は卵形 10X20mmぐらいで対生。、
 (←)8mm位の赤い実。果季は9〜12月。
 花は4〜5裂、茎の先に2つ付く。
 
蟻を刺せる様な棘のあるアリドオシに似た実なので付いた
名前。これは、棘は無い。
 タケシマラン(の実)  (竹縞蘭)
  葉脈は縦方向に長く、葉は互生。

そうこうしているうちに、水場の休憩所につく。
案内坂には、”水場まで3分、駒の小屋まで90分”と書いてある。
隣の人に聞くと、水場までは、行き1分、水汲み1分、帰り4分らしい。



暫しの休憩を取り、出発。

 ナナカマド(七竈)

  ナナカマドが、満開だった。
  材が硬く7度 竈に入れても燃えるという事らしいが
  実際は良く燃えるらいい。
マイヅルソウ(舞鶴草)
 高さ5〜25cm、葉はハート形。
  ハリブキ (針蕗)
 深山の樹林に生える落葉低木。葉は蕗に似ているが
 葉も茎も花序にも鋭い棘がある。高さ1m。
 花季は6〜7月。
 雄株は緑白の五弁花。
 雌株は花弁がすぐ落ち、
 雌しべだけになる(←)。
 
 実(→)は、やがて赤く色づく。

稜線の近くになると、植生が少し変わってくる。

 ミツバオウレン(三葉黄蓮)

 高さ5〜10cm、葉は3つに分かれる。
 白い花弁様のは萼で、おしべ様のものが花糸、
 黄色い蜜弁(花弁)がある。

ヒロハユキザサ(広葉雪笹)

 葉は、竹縞蘭に似て縦の葉脈が目立つが、
 茎の先端に花序が付く。
 ヤマトユキザサは、もう少し葉が細く、花序に
 毛がある。

 アカモノ(赤物) 別名イワハゼ
 実が赤い。

稜線に出ると、木道が始まり、視界の利く所に休憩のスペースがある。
(駒ヶ岳、中門岳が見える)

 ベニサラサドウダン(紅更紗灯台)
  深紅色で釣鐘の花が下向きに咲く。
  花には、濃い縦縞がある。
  湿地帯の近く等に多い。
 

イワイチョウ(岩銀杏)

 岩の名が付いてるが、湿地に咲く。
 銀杏(扇形)の葉に似ているというが、
 これのは、腎臓形。
 
 花弁の脇にギザギザがある。




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