このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

会津駒ヶ岳・中門岳(2)




休憩所から仰ぎ見る駒の小屋は絵になる。
小屋方向に少し登ってから、振り返って見た風景も、また良い。
うねる木道の脇には、池塘群(↓)。



小屋直前から、ハクサンコザクラの群生が始まる。

 ハクサンコザクラ(白山小桜)

  エゾコザクラに比べると、葉に葉柄っぽい所が
  無く、鋸歯が低いのが特徴らしい。


小屋のテラス風の所から、駒ヶ岳を望む。池塘に駒ヶ岳が写っている。
(実は、登りの時は先客に占有され、帰りに撮影した。登りの時は霧雨で見えなかった。)



 駒ヶ岳の右手には、中門岳も
  見える。

駒ヶ岳へ少し登った所で、振り返る。
”駒の小屋”は、仰ぎ見ても、見下ろしても、絵になる位置にある。
(後の建物は、山小屋のトイレとは思えないキレイなトイレだ。
糞尿は桧枝岐町まで、空輸しているらしい。
トイレには募金箱がある。空輸!とても高いはずだ。百円以上寄付してあげましょう!)




 イワカガミ(岩鏡)
 
  小振りだが、葉の一方の鋸歯が10個以上ありそうで
  イワカガミで良さそうだ。
 
ツルコケモモ(蔓苔桃)

 亜高山〜高山の湿地に生える。1cm弱の小さな花だ。

 autoの撮影だと、露出・ピントが合い難い。
 
 ハクサンコザクラの傍には、

 今頃〜!チングルマが〜咲いている。
  田代山の花期が遅いと思ったけど、
   ここはもっと遅い!
 
 コゴミ風だが、太い(→)。
 シダ類の若芽は、皆こんななのか?

 ツマトリソウ(褄取草)

  白い7枚の花弁の褄(縁)が赤く彩られるので
  付いた名前。実際に縁取られるのは希らしい。

  葉は輪生しているかの様に見える。

  キヌガサソウ(衣笠草)(も有った)は花弁は8枚で
   もう少し細く、平面まで開く。葉も8〜10枚輪生様。


コバイケイソウ (小梅蕙草)


 雪渓近くの湿った所に生える。
 3年に一度くらい、花が咲かないらしい。

 殆ど花が無かったが、駒ヶ岳山頂の直前の湿原で、
 一本だけ咲いていた。

わずかな登りを登り切ると、駒ヶ岳山頂だ。
左が登って来た木道、右が中門岳に続く木道。






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