このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

浅草岳(入叶津口) (1)


H16.07.03(薄曇)、
距離は長いが緩やかそうな入叶津口から、浅草岳(あさくさだけ、1,586m)に登ってみた。
(浅草岳の山開きは遅い。新潟側も只見町も、先週末だった。)

入叶津口、4.0h
 7/03、薄曇
稜線を飾る花々、
  神秘色の沼。
道路地図(マピオン)
1/2.5万 地図:守門岳
、只見
山・高原地図:15 越後三山
ルート




登山口は、只見町叶津から、国道289号線を西進し、入叶津集落を過ぎた
あたり(叶津から4.3km)左手にある。駐車場は20台以上収容できそうだ。



(既に2台駐車していた。山菜採りの方の可能性もあり。)
a.m. 6:00 歩行開始。


 登り初めてすぐに、幾つかの花が
 歓迎してくれた。

 朝露に濡れたエゾアジサイは、瑞々しく
 美しい。

オカトラノオ(→)や、シモツケソウも、
 今まさに咲かんとしていた。


暫くは、ルートが細い。



”マイナーなルートなのか?”とも思ったが、
雑草の生長が早いだけの様だ。
朝露に濡れ、私のズボンはビショビショになってしまった。
(尾根筋になったら乾く さ〜!無視っ!)


 小さな尾根筋に達すると、急に道が良い。
 そうだ!この辺は、八十里越の古道だった
 んだっけ! だから良い道なのか?

 ブナ林の中の歩行は、気持ちが良い。

 昭文社の地図では、”展望が良い”と書いてある
 あたりだと思うが、砂防ダムが見えたくらいだった。


登り始めから1時間弱で、”山神ノ杉”に着く。
山神の杉とは、写真中央左の杉らしい。直径1m程の杉が二本
(写真では重なっている)。神が付く程でもないが・・・。

時間も丁度良いし、大木の木陰でみるブナ林の谷(右)も良いし、
第一回の小休憩を取った。



私が来た道は写真下左、
写真下右は”沼ノ平”への道(予定の帰路&八十里越古道の一部)、
これから行く、ブナ平へは、写真左中のコースだ。


 ツクバネソウ(衝羽根草)

 葉の様子が、羽根つきの羽根に似ているので
 付いた名前。4枚の花びらも黄緑で、花らしくない。

 実は熟すると黒紫色で、枯れた花びらがこれに
 付き、これも、羽根つきの羽根に見える。

 ナンバンギセル(南蛮煙管) の芽

 山野に生える一年生寄生植物。薄等の根に寄生。
 白い部分が、やがて、同じく紫の筒状花になる。
 花期は7〜9月。

 他、ギンリョウソウや、小野岳でも見た先端徳利形の
 ギンリョウソウの実?もあった。

ミヤマカタバミの葉

 三角形に近いハート形の葉が三枚づずつ。

平石山の 板状節理が砕けた道を過ぎると、ブナ平の尾根筋だ。




低い所から出ているブナの葉を撮影した。



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