このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

楽ちんかな? 浅草岳(ネズモチ平口) &河井継之助 (1)


H15.08.23〈曇がち)、
前回(8/03)、田子倉登山口から浅草岳あさくさだけ、1,586m)に登った。
K.O.(ノックアウト)を免れるも、2 K.Down.した。
口惜しい〜! 新潟側からだと、楽に登れるコースがある様だ・・・。

ネズモチ平口、
2.1h、8/23、曇
湿原等良。山頂への
 最短・容易経路。
おまけ:河井継之助記念館
道路地図(マピオン)
1/2.5万 地図:守門岳
山・高原地図:15 越後三山
ルート




(会津若松からは)国道252号線を、
只見町街を過ぎ、田子倉駅を過ぎ、更に新潟方面に進む。


やがて、
県境の”六十里越”の下の併せわせ写真、右1/4)が見えてくる。

現在はトンネルで、トンネルまでの道は、スノーシェッドで覆われている。
(峠部分は遊歩道が残されている様だ。)





スノーシェッドの隙間からは、田子倉湖の西縁(上流)が、見える。




県境のトンネルを過ぎ、最初の集落・末沢集落で、逆Y字路を山側に折れる。

途中の五味沢には国民宿舎・浅草山荘がある。
林道を終点まで進むと2つの登山口がある。

私は、(さしたる根拠もなく)
林道を進むと、まず、数台の駐車場を持つ”ネズモチ平登山口”が現れ、
更に数分程で、林道の終点(駐車場は狭かろう)・桜曽根登山口と思っていた

ところが!
林道は、途中の所で、突然の様に、ゲートで閉ざされている。
ゲートの傍には、百台を越えそうな広い駐車場(トイレ付)が有る。
ゲートには、「これより先には充分な駐車場がありません。ここから歩いて
下さい。」と書いてある。8/17にゲートを閉じたらしい(つい1週間前だ!)。

駐車場で隣だった方の登山マップによると
(私は国土地理院の5万分の1 しか持ってない)
ネズモチ平口から山頂まで2:10、桜曽根口から1:40らしい。




林道の部分は、山野草が咲き誇っていた。(歩きで良かったかも)

 ネジバナ(捩花

  わ〜い!ネジバナ発見! 
  原寸(5〜15cm)より大きめに ドアップ。

  鶴ヶ城でも春(5月)に咲くらしい。ここでは今頃だ!


 (→)オトギリソウ(弟切草)

  止血・腫れ物・鎮痛に薬効あり。
  (葉を揉ん汁を傷口にあてる)
  黄色の5弁花、オシベは3つにまとまる。
  葉は対生し、根元広く先端丸い。

  平安中期の鷹匠・晴頼が、鷹の傷を直す
  草の名を漏らした弟を斬殺したという伝説
  から付けられた名前。

 ゲンノショウコ(現の証拠)

  下痢止め・腹痛の薬として使われた。
  飲めばすぐ効くので、この名が付いた。

  東日本は白花が、西日本は紅花が多い。
  花期は7〜10月。


 キンミズヒキ(金水引)

  水引:お祝いの”のし袋”の紐の部分。
  房状の黄色の花。
  葉は細長で3出。花期は7〜10月。

  奇怪な実も見つけた(↓)。

タムシバ(噛柴、田虫葉)の実

 殻が弾けると、赤い種が顔を出す。
 4〜6月、コブシ(花)にそっくりの花を付ける。
 花の下に小さな葉が一枚つくのがコブシ、
 付かないのがタムシバらしい。

数m沢登りして、対岸に渡る所が2箇所ある。
そこで、細めのヤマホタルブクロ様の花を見つけた。
下方が唇弁様に少し長めだった。
ジャコウソウといって、花期は8〜10月らしい。
(足場が悪く、ザックを降ろしてカメラを出す気は出なかった。)

登りの前半は、手頃な(軽い)登りだ。 道は、リョウブと、
ヒロハゴマキ(ガマズミと思っていたが、写真を見ると、どうも違う様だ)
並木道の様だった。

 ヒロハゴマキ(広葉胡麻木)

  実はしっかり上を向き、実柄も赤く伸びやか。
  葉脈もハッキリ強く見える。
  葉をむしると、胡麻の香がすると言うが、
  しない事も多いらしい。


リヨウブ(令法)

 樹皮がまだらに剥げ落ちのが特徴的。
 葉は枝先に集まり、尖った鋸歯がある。
 



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