このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

かの 桧原峠 (2)



勾配のある道を登ると、そこからは意外にはっきりした道だった。

「おっ、ここのタニウツギ(↓)は、まだ蕾だぞ」と思ったが、別の花の様だ。

 ヤブウツギ

 入り口では3分咲きだったが、中腹では蕾だった。

 蕾の時から暗紅色。花は タニウツギ に似るが、元気なく
 下を向き、白いオシベもやや小さい。枝も垂れ気味。

 葉裏や茎に毛が生えるのが特徴らしい。

ブナ林の中、道の広さが街道っぽい所もある。



オオカメノキ(大亀の木)

周囲の装飾花は5枚、
 中央の両性花も十字に開く。

葉や花の雰囲気、
 ガマズミも似るが、ガマズミは、
 装飾花と両性花の別なし。


稜線が見えて来た。峠か?




桧原峠だ!
幅10数mの広場の両側に、境塚がある。
左のは山や草で分かりづらい。右(↓)は、はっきり塚と分かる。
広場の部分は一面の熊笹だった。



鷹の巣山林道の案内杭から、ここまで、(階段も滅多に登らない私の足で)
歩程30分だろう。(今回は、写真を撮りながら、ゆっくり登ったので、40分を超えた。)


熊笹の中を、米沢側に、少し降りてみる。

 道は狭く、細かいつづら折れが続く
  急な下りだ。

 しかし、意外と道ははっきりしている。
 米沢側から登る人が多いのだろうか?

少し離れた所に、質感のある白い大きな花(↓)を見つけた。
ホオノキ(朴の木)

左は蕾、右は開花し、根元の赤い
雄しべが見えている。開花日は雌花
翌日から雄花になると言う。

葉(20x40cm)と花(直径15cm)は、日本
の樹木で最も大きい。材が柔らかく
細工物や家具に使われる。

 クサソテツ(草蘇鉄、こごみ、こごめ)

 足元には、まだ! こごみ が〜!

 茹でておひたしがGood ?(マヨも合う)
  他にも色々な調理法が・・。




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