このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

鞍掛峠・木ノ根峠(八十里越) (2)



鞍掛峠

分岐点から反対側へ林道を数分歩くと、10台程の駐車場がある。
そこからは登山道だが、暫くは良い道だ。



更に数分歩くと、田代平湿原への降口がある(そちらの方が踏跡強い)
駐車場の看板では、植生は水芭蕉と沼萱くらいの様だが、降りてみた。

湿原の入り口付近に穂状の白い花が咲いていた。
遠目ではコバイケイソウかと思ったが、近づくと、
花穂もその下の茎も長い。背丈も(私より)大きい。
サラシナショウマだろうか?

 峠への道は、やがて、急な山腹を削っただけ
 の細い道になる。
 道は、崖崩れ状態の所もある(←)。



 細い道をしばらく歩くと、やがて、田代平が
 俯瞰できる。



程なく、小松横手に着く。





 小松横手はとても展望が良い。
 南東方向の、頂上付近が雲に
 被われた山(写真右)は、浅草岳
 だろう。

西〜北西の谷の眺めも良い。

谷向かいの山は黒姫、
天気が良ければ、その後ろに、
守門岳(すもんだけ)が見えたろう。


小松横手を過ぎると、道幅は1m程に広がり、安心して歩ける。
しかし林の中だ。

と、突然、視界が広がる。
鞍掛峠だ。




”鞍掛峠 標高九六五米”と刻まれた石碑があった。

 エゾシオガマ(蝦夷塩竈)

 碑の近くにあった花、スプーンを後ろに
 反らせた様な形の花。
 葉は羽状浅裂。
 


北西方向の展望では、山並みの向こうに、
(写真では白く飛んでいるが)新潟平野が見える。
左1/3の小さな三角の山は、番屋山だろうか?





 狭い峠の広場の 北西端に、雑草で地面がほとんど
 見えない道がある。街道だろう。

 カメラを下向きにして撮っているので、写真では
 急に見えないが、四つん這いでないと登れない
 くらいに急な道だ。
 


総括

今回歩いた道は、全てなだらかで(最も八十里越らしくない?)、
健脚な方と、そう違わないタイムで歩けたのではないだろうか?
3時間強の林道歩きは、余計だったが、ダイエットには良かったかも。

一応、コースタイムを反省しておこう。

林道入り口〜木ノ根峠分岐: 1:45(帰り 1:25)

木ノ根峠分岐〜木ノ根峠: 0:25
木ノ根峠分岐〜小松横手:0:35
小松横手〜鞍掛峠: 0:20




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